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2014年6月 7日 (土)

学力低下 教育格差是正 多忙化解消 妙案は?

 遙か昔から言われ続け、結局何も改善していない「多忙化解消」ですが、今年の「教育予算要請行動」でも訴え続けていきたいと思います。

 梅雨入りし、暑さも一段落しましたが、一気に暑くなった6月初旬、我がクラスは体調不良者続出でした。しかし、授業時間確保で、自分の出張の振り替え、他人の出張の穴埋め等で6/6の授業が続いている状態では職員室に家庭に連絡できる人もおらず、授業の5分10分を使って家庭連絡やらなんやら・・・

 小学校の先生方には笑われてしまいそうですが、中学校で週20時間以上の授業持ち数は問題ありと思うのですがいかがでしょうか?学力向上が叫ばれていますが、執務時間が確保できない中での授業は、質の低下もしくは超過勤務の助長以外考えられません。中学校においてはクラスの少人数化よりも持ち時数の低減が子どもにとっても働く者にとっても優先順位が高いような気もします。

 小学校の先生方にとっては専科制で執務時間をつくるのと、少人数学級化、どちらがいいですか?

 こんなことも教育委員会と話し合いを進めています。皆さんの意見が生かされる要求や交渉にしていきたいですね。

 義務教育費の人件費などの予算は現在1/3が国庫負担、2/3が県負担です。以前は1/2ずつでした。内容的にも表向きの割合的にも国負担が減らされてきました。そこで、1/2復元を求める誓願を太田市議会に提出したいと思います。
 現在は「口を出すが金は出さない」状態となっているのを、教育の機会均等の面で国にも下支えをお願いするわけです。

 地味ですが、こんな活動も行っています。この活動は全国や県のPTAとも連携を行っています。少人数学級の推進では下村文科大臣も一緒にやっていたはずだったんだけどなぁ・・・。

    文責 長山

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