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2018年3月11日 (日)

こんにちは市長です 書き起こし

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 安倍内閣、今国会の目玉は「働き方改革」だと言うけど、なんかもたついている。国会に提出した資料が不適切な比較データだったとして厚生労働省はガタつき、いつも強気な総理が頭を下げた。「改革」というネーミングは結構重い
▼学校を出てすぐ、薬のメーカーに勤めていたが1カ月80時間くらいは平気で残業していた気がする。そうしないと具体的な成果が出てこないし、同期に負けてしまう。「よくやったなぁ」というのは自分の満足感であったし、仕事ができたというのは自分のプライドでもあった。残業代?と言われても、意識したことはなかった。不満もなかった。今考えると、それが「裁量労働」であったか。うまく言えないけど、時間=価値ではなかった。「やったあ~」という場所を会社は与えてくれた。学校の先生の「働き方改革」もテーマになっているけど、先生は「やったあ~」派ではないかと思う。生徒の成績が伸びればうれしいし、顧問をしている運動部が県大会で優勝すればうれしい。「あれ、俺の教えていた通りにやってた。あれで勝った」なんてことになれば、子どもたちと一緒に飛び跳ねられる。「あと1時間子どもと付き合うと2千円の残業代が付くなぁ」こんな先生が出てきたら教育はおしまい。頑張る先生には「教職調整額」を4%から8%に引き上げるなどすればいい
▼新聞を見たら、中学の部活を「週2日以上の休養日」と決めたようだ。平日2時間以上は練習をさせない。こんなことを決めた人は中学生をみなロボットと思っているんじゃないか。中学生ともなれば向上心があるし、自分で取り組む力も持つ。昨日は高校も「週休2日」という記事。高校野球はどうなるの?高校サッカーは?次の東京オリンピックを全滅にさせるのか?(3月20日号に続く)

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