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2018年4月15日 (日)

離退任式

 金曜日は多くの学校で退任式がありましたね。
 たった2週間くらいですが、1つ学年が上がった子供たちが大きく成長したように感じられます。
 子供たちも、離れ行く先生方との涙の別れ。感動的な退任式が毎年みられます。

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 が、年度を超えての退任式、よくよく考えると不思議なものなんです。全国的にも少数派。
 
 これに関してもいろいろ議論があるのですが、年度を超えてではなく年度内の退任式実施を県教組として提案しています。
 
現行方式の欠点は・・・
◆中学校では生徒の1/3が知らない人の話を2時間聞かなければならない。
◆プチ同窓会状態でやってくる卒業生たちに対応しなければならない。
 卒業学年の先生が異動の場合、あまり関わり合いがない先生方がその任にあたらねばならない。
◆「時数確保」で無茶なことを要求されている中、退任式に3~4時間裂かれている。
◆中体連の春季大会前、土日の部活も色々言われている中、平日の練習が制限される。
 (多くの顧問がいないとか、その後の大人の行事のために短縮になるとか…)。
◆市費職員や、本年度任用のない人への旅費の出所がない。
◆全県で考えるとこの日のために数百万の旅費が必要。
◆単なる人事異動のできごとなのに「私たち先生を敬いなさい」と生徒に強制しているようで…(個人的見解)。
 
 
 しかし、現行方式で教育的効果を高めるようにこれまで積み上げてきたので、年度内実施への変更には抵抗があるようですね。市町村教育長さんたちが強く反対しているようです。
 
 
長くなりますが、現行方式の長所は・・・
○たった2週間でも
・いなくなった先生方に新しい姿を見せようと、生徒も心機一転となる
・別れの言葉に重みを持って聞けるようになっている
・成長した子ども達の姿に感動
○ドタバタしている新学期の中で
・「先生方への手紙を書きましょう」でちょっと教員の事務作業に向けられる時間が作れる
・教職員にとっても退任式もちょっと一息付ける時間
○かつての同僚に会ってほっとできる。
○別れの作法はきちんと教えるべき。
 
 こう考えると、教員にとってのメリットが大きいからやっているのかな?
 
さらに解説・・・
・退任式は学校行事です。本来は各学校で勝手に設定できます。
・しかし以前、「パラパラやられては授業が組み立てられない。県で統一してくれないか?」と県教委に相談。
・そこで毎年県教委が「この日辺りはどうですか?」と日付を提示。
・いつの間にか、「県教委が日付を指定」「県が言ってこないから今年の退任式が決まらない」という誤解。
・県立高校では2012年3月から年度内退任式が行われています。
 これ、急にそうなりました。4月から新教育長が高校の校長を退職後の任用だったため、年度を超えて実施すると県の教育長が来ることになってしまうので、それはまずいと県立高ではいきなり全県一斉に年度前実施に変更となった・・・なんてまことしやかに言われています。
・県職員、市町村職員など、内事後すぐにシステム上で公表されている。
・発令が群馬と同じ4月1日の県も、工夫して年度内にやっているところもあります。
 
 
 さて、「教育的効果」の御旗の前では全てがまかり通る教育界ですが、
・コストパフォーマンス(お金という意味ではなく、効果対労力費)からするとどうなのでしょうか?
・年度内実施している多くの都道府県は、教育的配慮がなされていない、のでしょうか?

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 個人的にはどっちでもいいんですが、今のままもアリかなぁ・・・(ちゃぶ台返し)。

 「抜本的見直し」
 字面ではありますが、やるのはなかなか気持ちの勇気がいるもの。一つのアイデアとしてどうですか?
 
 正直この問題、当局側も、組合側も、はじめの話がこじれてお互いムキになっているようでもあります(^_^;。
 
   文責 長山

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