スプリングセミナーでのこと。
若いかわいらしい日教組の書記さんとお話をしました。
「なぜ世間では評判の悪い日教組にわざわざ入ったの?」なんて意地悪な質問をすると
「ホント、評判悪いですね」
・・・。
「前職が教育系の大学で学生の就職支援担当をしていたのですけれど、卒業生の多くは正規ではなく、臨時の教職員になることが多く、その子たちが話してくれることが、教職員の仕事の大変さと、臨時教職員の待遇のこと。働く人の環境を整えるには組合のはたらきって大切なんだなぁ、なんて思い出したときが、ちょうど転職を考えていたのと重なり、たまたま採用試験があったので応募したんです」とのこと。
就職難の昨今、実は日教組書記の倍率は高いそうです。
「年齢不問、だったので色々な方が受験されてましたよ。まさか受かるとは思っていませんでした。」
そして、
「みんな一生懸命労働条件のこととか教育のこととか話しているのに、ホント、宣伝ベタですね」って・・・。一緒に考えましょうね。
文責 長山
教員をやっていると、給与はお上から降ってきて、いただくもの、という感じがあるのですが(自分だけ?)、人事委員会が調べた民間給与を基準に決まります。
が、その調べる民間給与とはどこか?何が比べられて何が比べられないのか?そして調べた結果に出してもらった「勧告」や報告はどうなのか?色々こちらの意見や要求も聞いてもらわねばなりません。その要求書を3月末に出し、今回それらの回答がありました。
心強い返答は「人事委員会勧告に基づかない給与カットはあるべきではない」
それにしても今度の地公給与カット、どうなっちゃうのでしょうね?人事委員会もダメだと言っていますよ!
管理職もカットされています。きちんと組合を応援してくださいね!(^_^)
文責 長山
本日の新聞でも取り上げられていたと思いますが、連合群馬が知事にタイトルのような要請を行いました。
使用者側が給与についての取り決めを好き勝手にしてはいけませんよ、ということです。民間では労使双方、これが前提で働き、働かせているわけです。
県教組も連合群馬の一員ですが、なかなか自分たちのことは主張しにくいところもあります。それをきちんとくみ取ってくれての連合群馬の対応です。働く仲間の集団、ということですね。
群馬の記事がネットで拾えなかったので、他県の記事ですが
県内公務員の給与削減額は年146億円 調査機関試算、経済への影響171億円 山形
文責 長山
全国の委員長書記長が一堂に会しての会議がありました。
考えようによっては壮観なわけですが、みんなまっとうに活動の方向性についてろんぎするわけで、ここの論議からは、なぜネットでああ言われるのかわからないわけで。
「日教組」とはいわゆる連合体、こうやってみんなの代表が集まっている集団で、「日教組」なるエージェンシーが何か画策しているわけではないわけですね。
活動の単位は学校内での「こうなったらいいのにな」がスタートなんですよね。
で、たびの醍醐味というものがあるのですが、サッと行って、会議して、サッと帰ってくる状態。ささやかに駅前のお昼です。
「なんだなめろう丼って!」と思って喜び勇んで注文しましたが、とくにここの名物料理というわけではなかったのですね、残念。おいしかったけど・・・。
文責 長山
とっても大切なのに、どうもうさんくささがつきまとってしまうのは、教員は「教職員等の選挙運動の禁止等について(通知)」によってじんわりじんわりと忌避的イメージがを植え付けられてしまったせいなのでしょうか?
まぁ、できないことは当然あるわけですが、できることも「よくない」イメージをつけられてしまうのは残念なことです。
で、なんでいきなり選挙ネタかと言えば、「最近のいろいろな選挙は、なぜか教育が票取りの材料にされているようで聞いていて気分が悪い」という言葉を聞いたもので。
教育については、みんなで考えてみんなで取り組んでいくことは大切なことですが、今の現状もその結果であると言うこと、そんなブログがありましたね。 参考 内田樹 教育について思うこと
文責 長山
今日こんな話を聞きました。
県教組事務局と取り引きのあった、ある旦那さんの奥さんが臨時教員として採用されました。大学を出て約10年、初の教員経験、そしていきなりの担任。
そして、そこの職場の組合の先輩方に仕事の話しを聞いたり、情報交換したり。現在組合員さんは学年主任クラスのベテランが多いわけで。
しかし、正直組合員は多くないわけで、未組の人から見るとベテランのお姉さん先生たちにいきなり来た臨時の人がにこやかに迎えられている状況に「???」
後で「なんであの集まりに行けたの?」
知らない学校に異動してもつながれる。
これ、大切なことだと思います。
そして旦那さん曰く。
「学校現場って『教育再生』なんて安部さんが言うのと全く違いますね。みんなあんなへとへとになるまで頑張っているんですね。」
文責 長山
新年度の慌ただしい中の開催、確かにみなさんお疲れの表情でした。
ある学校の新採用先生、昨年臨時で勤めていた学校への退任式に行かせてもらえない→行ってもいいけど年休で参加、なんて事例もあったそうです。
このようなトンでもがまかり通らないように色々と情報交換をするのも大事ですね。
さて、お疲れの自分たちが少しでも良くなるようにするのが組合。自分たちで作る団体ですから、活動補助・自己研修補助・分会活動補助・リフレッシュ休暇補助etcあります。役立てていきましょう。書式は今日の書類の中、或いはこのHPにて。
文責 長山
PS その後I中学校に行ったら、職員室には沢山の人。9時ですよ・・・。
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