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2013年5月21日 (火)

県職連 結果

 新聞にいろと書かれていますが、結果は書かれていませんね。
 新聞原稿締切の深夜11半の段階でも副知事と話し合いがもたれていました。

結果、まとまらず、です。

 申し訳なくあります。
 人事委員会勧告がある中「妥結」してしまうことと、大義を貫き「妥結せず」とすること、どちらにも得るもの・失うものが存在している中での苦渋の決断でした。
 その中でも揺り戻しがないことを確認できたのは成果と言えば成果かも知れません。

しかし、これで終わったわけではなく、まだぎりぎりのとりくみを行います。

今回痛感したことの1つは、教職員が
 「お金は2の次、まずは子どもたちのために」
   だけでは、その優しさにつけ込まれかねないと言うことです。

 「子どもたちのため」となればどこまでも我慢してしまうのが教職員。「どこまで文句言わずに働くかなぁ?」と試されているようなものです。

 労働条件やお金のことを言い出したとき「意地汚い奴」と考えるのではなく、しっかりと主張するべきを主張し、そしてその分責任と誇りを持って子どもたちのために頑張る、というようにならなければですね。

そしてもう一つ、「組織の力」ということです。
 知事が出てきてくれ、丁寧な説明をしてくれたのも、組合を大切にしている証。
 そして教職員も組合としてまとまればもっと大きな力を発言できるはずだったということです。今回と違った結果を導き出せたかもしれません。
 組合に集まる、ということはとても大切なことです。自信を持って声をかけ、力を発揮できるようにしていきましょう。

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 減額案について説明する大澤知事

    文責 長山

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