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2018年4月30日 (月)

昨日、春の叙勲がありました。

「“平等”に反して人間に格付け・上下を付ける」と反対している方も多いようですね。
実際、昭和21年に廃止されていますが、好きな人はさらに多く、このように復活しています。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55459

公務員が多いことからも、国家にとっての「社長賞」みたいなものでしょうか?
飛躍しすぎかな?


で、「叙勲(じょくん)」と「褒章(ほうしょう)」は別のものです。

 http://www8.cao.go.jp/shokun/seidogaiyo.html

「勲章」をもらうのが叙勲。
平成15年に制度が少し変わって勲章“勲○等”と言わなくなりましたが序列がありました。
 https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%8B%B2%E7%AB%A0+(%E6%97%A5%E6%9C%AC)_%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E5%BA%8F%E5%88%97

褒章はランクではなく授与の対象が異なります。
 http://jpnculture.net/kunshou-houshou/

その他歴史や、内容、与えられた人や経緯など調べ出すと歴史好きとしては面白い話題です。


そして本題

小、中の校長は瑞宝双光章、高校の校長は瑞宝小綬章が対象になるらしいですね。色々条件はあるとは思いますが。
つまり、小中では五等、高校では四等ということになります。

さらに歴史で習った冠位十二階からつながる(?)「位階」
 https://bushoojapan.com/tomorrow/2017/12/20/107682
 https://www.news-postseven.com/archives/20160103_369144.html

公立学校校長の場合には「正五位」から「従六位」の位階が授与されるらしいですが、これまた小中学校長と高等学校長では違うようです。

群馬では給与表も義務校と高等学校では別。
褒められるのは誰しもうれしいことですが、考え出すと色々考えてしまいます。

2018年4月28日 (土)

「適正な部活動の運営に関する方針」

通称「県方針」

あじけもない名前ですが、太田市ではまだ教員に対して秘密にされているようなので、太田支部のHPにアップしておきます。
 県教委の部活動に関する方針です。
 太田支部のHP左側、緑の「DOWNLOAD」のボタンからどうぞ。

2018年4月21日 (土)

4月のお給料

 さて、給与明細、配られましたか?
 今は紙切れ一枚。仕事のありがたみ、あるいは労働と賃金の相対関係、そんなものの実感がわかなくなってきたのは振込制度も要因だったりして…。

Dsc_8966  それはともかく、この4月から色々給与が変わっているのです。
 
1)今は4月が一斉に昇給のタイミングです。
 先輩諸氏は一年の途中、それぞれのタイミングで昇給になりました。
 何かあるとその期間が早まったり、遅くなったり・・・。
 これからは人事評価、それがここに影響してきます。
 1年で4号。それが少なくなったり多くなったり…。
 企業ではないので、多くなる人の分は少なくなる人からもらった分です。
 きちんと仕事をするのだからその分を、なのか、余分にもらうんだからその分やれ、となるのか。

2)「現給保障」終わりました。
 4月に昇給になったなのに、手取りが減る。
 ウルトラマジックです。
 手取りが減ったのを基準に人事委員会勧告がでるようですが、その分がなぜか毎年なかったかのような勧告なんですよね。
 きちんとそういう不合理なこと、組合活動で指摘していきましょう。

2018年4月15日 (日)

離退任式

 金曜日は多くの学校で退任式がありましたね。
 たった2週間くらいですが、1つ学年が上がった子供たちが大きく成長したように感じられます。
 子供たちも、離れ行く先生方との涙の別れ。感動的な退任式が毎年みられます。

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 が、年度を超えての退任式、よくよく考えると不思議なものなんです。全国的にも少数派。
 
 これに関してもいろいろ議論があるのですが、年度を超えてではなく年度内の退任式実施を県教組として提案しています。
 
現行方式の欠点は・・・
◆中学校では生徒の1/3が知らない人の話を2時間聞かなければならない。
◆プチ同窓会状態でやってくる卒業生たちに対応しなければならない。
 卒業学年の先生が異動の場合、あまり関わり合いがない先生方がその任にあたらねばならない。
◆「時数確保」で無茶なことを要求されている中、退任式に3~4時間裂かれている。
◆中体連の春季大会前、土日の部活も色々言われている中、平日の練習が制限される。
 (多くの顧問がいないとか、その後の大人の行事のために短縮になるとか…)。
◆市費職員や、本年度任用のない人への旅費の出所がない。
◆全県で考えるとこの日のために数百万の旅費が必要。
◆単なる人事異動のできごとなのに「私たち先生を敬いなさい」と生徒に強制しているようで…(個人的見解)。
 
 
 しかし、現行方式で教育的効果を高めるようにこれまで積み上げてきたので、年度内実施への変更には抵抗があるようですね。市町村教育長さんたちが強く反対しているようです。
 
 
長くなりますが、現行方式の長所は・・・
○たった2週間でも
・いなくなった先生方に新しい姿を見せようと、生徒も心機一転となる
・別れの言葉に重みを持って聞けるようになっている
・成長した子ども達の姿に感動
○ドタバタしている新学期の中で
・「先生方への手紙を書きましょう」でちょっと教員の事務作業に向けられる時間が作れる
・教職員にとっても退任式もちょっと一息付ける時間
○かつての同僚に会ってほっとできる。
○別れの作法はきちんと教えるべき。
 
 こう考えると、教員にとってのメリットが大きいからやっているのかな?
 
さらに解説・・・
・退任式は学校行事です。本来は各学校で勝手に設定できます。
・しかし以前、「パラパラやられては授業が組み立てられない。県で統一してくれないか?」と県教委に相談。
・そこで毎年県教委が「この日辺りはどうですか?」と日付を提示。
・いつの間にか、「県教委が日付を指定」「県が言ってこないから今年の退任式が決まらない」という誤解。
・県立高校では2012年3月から年度内退任式が行われています。
 これ、急にそうなりました。4月から新教育長が高校の校長を退職後の任用だったため、年度を超えて実施すると県の教育長が来ることになってしまうので、それはまずいと県立高ではいきなり全県一斉に年度前実施に変更となった・・・なんてまことしやかに言われています。
・県職員、市町村職員など、内事後すぐにシステム上で公表されている。
・発令が群馬と同じ4月1日の県も、工夫して年度内にやっているところもあります。
 
 
 さて、「教育的効果」の御旗の前では全てがまかり通る教育界ですが、
・コストパフォーマンス(お金という意味ではなく、効果対労力費)からするとどうなのでしょうか?
・年度内実施している多くの都道府県は、教育的配慮がなされていない、のでしょうか?

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 個人的にはどっちでもいいんですが、今のままもアリかなぁ・・・(ちゃぶ台返し)。

 「抜本的見直し」
 字面ではありますが、やるのはなかなか気持ちの勇気がいるもの。一つのアイデアとしてどうですか?
 
 正直この問題、当局側も、組合側も、はじめの話がこじれてお互いムキになっているようでもあります(^_^;。
 
   文責 長山

2018年4月12日 (木)

市教組委員会 そして、中体連会議

 今日は市中体連の総会・専門部会・理事会&組合の月1回の代表者会議(支部委員会とか市教組委員会とか色々呼ばれていますが)。
 中体連の理事会では、県教委が4月1日に出した「県指針」が説明されなかったようですね。市教委止まりでしょうか?
 県内で一番後ろ向きと言われかねないですね。

 組合の会議では紹介されました。我々教職員が県の通達すら見る機会を与えられないとは。

県方針
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-3od42m3czp3vz7rfttgyvd777e-1001&uniqid=910ce90e-c444-4e70-8dde-b10865f202c9&viewtype=detail

保護者の皆様へ
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-3od42m3czp3vz7rfttgyvd777e-1001&uniqid=1b5c682d-9804-495c-8049-ddc0d82e80d1&viewtype=detail

2018年4月11日 (水)

去来荘閉鎖!!!

 黒字化、存続決定、かと思いきや。

 泊まれば分かるこのお得感。これらキャンペーン、利用しない手はないですよ!

 でも泊まりに行くゆとりがない勤務実態。去来荘閉鎖は時代の流れと言うより、教職員多忙化が原因?!
 こじつけがましいですが、当たらずとも遠からず、かもしれません。

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2018年4月 9日 (月)

「黄金の3日間」

 新任式・始業式・入学式怒濤の一日が過ぎました。まだまだ月曜日、長い1週間・1年間の始まりです。

 一番忙しい時期だから仕方ないですが、7時を過ぎても多くの教職員が残っている職員室。副担の自分が先に帰るのが怠けているようです。
 そして、最近の若い先生はすごい。教室の掲示物をすばらしいデザインでつくっています。

 しかし、そんなにしなくても…。子ども達によりよい環境を、と言う気持ちも分かるし、そっちの方がいいのも分かることですが、キリがないと言うか、無間地獄に陥らないようにと心配もします。
 「黄金の3日間」が「子育ては母乳」信仰のような呪縛にならないことを祈るばかりです。
 学年団・職員室みんなで、そしてこの1年をかけて、生徒とともによりよい教室・学校をつくっていきましょう!

 ちなみに、なんで中学校の入学式が最初で、小学生の一部が午後まで残っての入学式なんでしょうかね?

 写真はクラス発表(ぼかしてあります)

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2018年4月 8日 (日)

「どうにかして抜け道を」

 本日伊勢崎の学校と練習試合。4月からの部活の運用について情報交換。
詳細はリンクの通りですが、
「まぁ、やってしまえばこっちのものだし、土日の代替を後で取れ、ということだから、1学期は全部やって夏休みに休もうかと考えているよ」

 さて、どう思いますか?

上毛新聞 「活動時間「こま制」に 部活動改革 伊勢崎市検討委が独自指針」
 https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/32814
伊勢崎市 部活動ガイドライン検討委員会
 https://www.city.isesaki.lg.jp/shisei/shingi/list/kyoiku/5071.html

2018年4月 7日 (土)

他の相談の例もご紹介

現在学校は色々な立場の方が働いています。
地公臨採用や産育休補の方は次の採用がない中で、色々精神面で苦労しています。そんな人たちのために臨時教職員部というものも組織しています。
 
年度初めの分掌等で不可解なことがあり、「勤務条件等の雇用契約はどうなっているのですか?」と質問したところ・・・
 
「雇用契約・契約書なんてありません」
 
そう、我々は雇用契約書ではなくて法令・条例・規則等で規定されています。だからこそよりよく変えていくには、全国で力を合わせる必要性があったり、議員さんの力を借りたり、世論に訴えかけたりが必要・大切なんですね。
 
ちなみに校務員さんや給食員さんは市役所系の組合員として活動しています。
 

2018年4月 6日 (金)

狭量な組合・・・?

 ここのところ何件かの相談。

 一人はお話は伺うも「組合員ではないので対応できません」

 問題があって、悩みがあって、相談しているのにその対応、人の風上にも置けないと言われてしまいそう。

 でもそもそも、「一緒に協力して課題解決に当たりませんか?」に対して、
  「OK一緒にやろうよ!」→組合員
  「いいえ結構、一緒にはやりません」→非組合員
 と言うわけではないのでしょうか?

 自分の手間暇をさいて頑張っている人に取ってみると、「え?こんな時だけ?」となる気持ちも分かってほしいです。

 とは言え、頑張っちゃうのが組合のメンバー。早速今日、県教委と情報交換してきました。

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