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2013年1月31日 (木)

日教組への期待

マイナス思考の記事が続きましたが、前向きに(^_^;

全国教育研究集会への批判記事が多いですが、逆に考えればそれだけ期待されている、ということでしょうか?

複雑な世の中への何かいいヒントがでるのではないか、解決してくれるのではないか? と。

組合の集会なのに良くも悪くも注目してもらえるのはある面、組合以外の世間の期待に応えられる内容でないとですね(もちろん、現在もほとんどはそうですけど)。

課題は、沢山の実践発表のため話し合いが深まらないとき、日教組の名を利用して大きな声を出そうとする人に振り回されるとき、それらへの対策でしょうか?

     文責 長山

2013年1月30日 (水)

全国教育研究集会 分科会

産経新聞だけが、かなり批判的な記事ですね。

日教組教研集会、閉幕 脱原発、慰安婦 「政治的授業」今年も報告
産経新聞 1月29日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000121-san-life

自分の分科会でも記事に似たような実践があったのですが、「あの報告をこう解釈するの?」と思ったらこれは「歴史認識」の分科会。

おぉ、なんだかタイトルを見ただけで荒れそうな分科会ですね。
ピンポイントで変なレポートが出ないかチェックしているようですね。
自分は違う分科会なので、そのレポートがどうかはわかりませんが、例えば自分の出た「環境・公害・食教育」最後まで見て欲しかったですね。ほとんどの人はヘキヘキとしているのですよ。

大多数の良い分科会、実践報告に光を当てたいですよね。

ちなみに基調講演をしてくれた内田樹さんの教育研究集会についてのブログです。

色々な見方、大切にしましょう。それは我々組合側にとってもですけれどね。

教育について思うこと
http://blog.tatsuru.com/2013/01/29_0925.php

2013年1月29日 (火)

春闘スタート

ニュースで、本日春闘スタートとありました。

明日、その出張に行ってきます。組合の出張です(現在専従役員なので)。

春闘方針の説明です。

公務員は人事院勧告&人事委員会勧告を基に給与交渉をしていますが、その勧告のもとがこの春闘。自分たち教員も関心を持って、そして仲間を応援したいですね。

組織率が下がって、仲間同士応援しなくなってきたことも公務員バッシングのひとつではないのでしょうか?
足を引っ張り合う世の中を作っているのは自分たちかも知れませんよ。

組合の本当の仕事はこれなんですけど。明日の出張もみんなのためなんですけど、わかってもらえず日々涙。

加入届もありますのでHPもご利用を(^_^)

              文責 長山

地方公務員の給与削減要請 閣議決定

地方公務員の給与も下げなさい、という閣議決定が24日に出されました。

ついこの前までは、 「国家公務員と地方公務員は違う」
と言っていたのに、今度は、 「国並みに下げよ」です。

地方分権と言っても、結局国に牛耳られているようで…。国より良ければ怒られ、悪くても怒ってくれないという。

「一般市民感情からすれば公務員優遇は許されない」

とのことですが、負の連鎖、足の引っ張り合い、市民の分断、そんな傾向の上のことなんでしょうか。

誰だこんな政府を選んだのは!!

 ・・・自分たちか、つまるところ(;_;)

         文責 長山

参考 閣議決定内容 一部抜粋

「平成25年度における地方公務員の給与については、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律(平成24年法律第2号)に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、各地方公共団体において速やかに国に準じて必要な措置を講ずるよう要請する。」

教育研究集会 分科会

教研分科会のいいところは、官制研修での分科会のように「微妙な」もの「躊躇するようなもの」も話題にできる、ということでしょうか?

微妙であるが故、声だかに自説を主張する人もいますが、色々な視点で話し合える、という利点をスポイルしてはいけません。
歴史的経緯からか、組合という成り立ちからか、反文科省的視点が前面に出ますが、現在の教育課程での実践発表も沢山あります。

「日教組はこうだ」あるいは「教育とはこれだ」みたいなものではなく、色々ある見方の1つのものとして、新しい視点、揺るぎなき視点から捉えると、教育というのはこういう側面もあるんだ、というふうにとらえてもらっていいのではないのでしょうか?

        文責 長山

PS 日教組の何かにぶつけて文科省はいろいろやってくれますね。
 日教組大会の日に日の丸君が代を決定し、今回は定数増中止の判断・・・。
 そんなそれっぽい反応を期待されても・・・。(^_^;

愛国教育を推進する日教組本部

教研集会より。

日教組に対する期待の大きさ(^_^;

その1 「がんばる反対派の皆様さん」
対策で交通規制、機動隊導入。この態勢をみると普通の人は引きますね。
つまり「それだけやばい集団なんだ、日教組」になるのはわかる気がします。
そうみんなが感じてくれれば反対派の皆様の目的はある面達成されるわけなんでしょうが、そちらの方が頑張れば頑張るほど、こちらの中の元気な人たちも対抗意識を燃やして参加しているような・・・
あんまり教研に期待せずに反対運動なんてしない方が変なレポートも減るかも?
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その2 「変なレポート」
よくやり玉に挙がるやつです。
なんで出てくるんでしょう?
各県で精選されてくるはずなのに。
日教組のせいにされてもねぇ。
司会の人、苦労してます。
本部も苦労してるようです。

その3 「熱い思い」
分科会によっては、熱い思いをお持ちの方々がおりまして。
「20年以上この分科会に出ている」とか
「この分科会で○○のことを明らかにしてきた」
時には「文科省の、政府の不正を暴いてきた」等々
そのような研究も大切だし、討論も大切でしょう。歴史的にそうしてきた時代もあったのかもしれません。
が、
ここは、実践レポートの発表・そして討論の場、なんですが…

その4 「報道」
今回の開催前、話題になっていたのは体罰問題でした。
そのためか、新聞記事は体罰に関しての記事が目立ちましたが、教研というのは実践発表と討論。
全国から持ち寄られれた実践レポートはもっと前に作成されたもの。ひょっとしたら今現在話題になっているとりくみが一つもないかもしれないわけで。
教研の様子を伝える記事というのは、記者さんの作文能力の高さによってできているのかな?
そして変なレポートと声の大きい人が盛んに発言する分科会をみれば・・・ネット上にころがるあんな記事のできあがり。

その5 「見方変われば」
「愛国教育を推進する日教組本部を糾弾せよ!」
なんて横断幕が会場に揚げられていました。
 見方変われば「愛国教育の日教組」なんだそうです。
  写真撮ってくるんだった。

どの皆様も、そんなに過大に期待しても・・・。
まぁ、それくらいの経費はかかっているんでしょうけれどね・・・。

           文責 長山

2013年1月28日 (月)

全国教育研究集会 途中経過

全国教研初参加です。

突っ込みどころ満載、ですね。

と言っても教研そのもののことではなくて、教研を取り巻く様々なことが、です。
日教組本部も苦慮していることがモロに、そして端々からうかがい知れます。

語弊があるかもしれませんが、それは「教育研究集会」というものに過大に期待をしすぎるからではないでしょうか?
推進するにしろ、反対するにしろ・・・。

基本は日々の実践の持ち寄り、です。

全国の様々な実践を持ち寄ること。

地区の教研で磨き、県の教研で磨き、そして発表する。

しかし、組合員が少なくなると、磨かれていないものや、思いの強いものが出てきます。
思いだけで参加している人も(^_^;
すると血祭りに上げられてしまうわけですね、別の思いの強い他の参加者にも、様々なメディアにも。開かれている故に・・・。本部の皆様、ご苦労様です<(_ _)>

教育フェスティバルだと思えばいいのに。

   文責 長山

あ、もちろん和気藹々の分科会や、きちんと討論するところがほとんどですよ(^_^;

2013年1月27日 (日)

新聞各社のタイトル

検索でのヒット順で

「いじめや体罰ない学校作る」 ○○で教研集会始まる / 日経

日教組教研集会始まる=いじめ取り組みなど―○○ / 時事通信

安倍政権方針に警戒の声…日教組、教研集会開幕 / 読売新聞

体罰根絶、現場の知恵を ○○市で日教組教研集会開幕 / ○○新聞

いじめなど課題に全国から1万人 ○○県で教育研究集会 / 朝日新聞

日教組教研集会始まる いじめ問題などテーマに / 産経新聞

○○市で日教組の研究集会開催 26日から / ○○新聞

いじめ、不登校 原発などテーマ 教研集会 ○○で開幕/ 東京新聞

日教組:全国集会、○○で開幕 / 毎日新聞

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 高校生によるオープニングセレモニー どこの民族音楽だったのかな?

          文責 長山

「教育に政治的中立はあり得ない」

教育研究集会真っ最中ですが・・・

かつて輿石さんがこうのたまわってぼろくそにたたかれた言葉ですね。
続く言葉は「政治から教育を変えていく」

昨日のニュース
学テ問題、橋下市長「文科省が泉佐野市いじめ」

そういえば自民党の政権公約は「教育を取り戻す」でしたよね。

やっぱり教育に「政治的中立はあり得ない」んでしょうね。

いつも政争の道具。生臭い話です。

教研の場でも生臭い話し好きがいるときがあって、そんなときは純粋に子どもの話をしたいなぁなんて感じます。
たとえ顔をしかめるような生臭い裏話を知っていても、子どもを笑顔で元気づけるのも大人の仕事だと思うのですが。

そもそも、最前線の現場では純粋に子どものことを考えているのが当たり前のことですけどね。遠ざかるほど無責任な発言になるのかな?

            文責 長山

2013年1月26日 (土)

教育研究集会

 教育研究「集会」となんだか堅そうですが、全国の先生方の実践発表会です。

 この夏仮説実験授業の全国大会に松島で遭遇しましたが、組合での研究集会は多岐にわたります。

 自分の考えを補強してくれるもの、新しい視点を与えてくれるもの、そして時にはそれはちょっと・・・というものもあるでしょう。実は今回初参加。詳細はこれから・・・。

 ある学校では朝の打ち合わせで「○○先生が明日からの全国での実践発表に出発します」なんて紹介してもらったそうで。
 そうですよね、そのくらいしてもらわないと。

 東京での教育研究集会のように「プリンスホテルが宿泊拒否」なんて方が話題になったこともありますが、集会自体は真面目なものが多いです。「多い」ということは・・・ともとれる書き方ですが、その辺は後ほど自分で見聞きしてから。伝聞の伝聞ではね。

 そしてこんな側面も。
 開催地にとっても相当の数の教員が集まるわけですから、他の団体の集会以上に経済効果も大きいはずです。仕事ではないから夜も繰り出しますしね。さらにもれなく相当数の反対派のみなさん、それに対する警察や機動隊も付いてきますし・・・(^_^;;;;

          文責 長山

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