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2014年2月17日 (月)

第23回日教組人権教育実践交流集会 (2013年度日教組平和集会)

 行ってきました。豪雪に見舞われた群馬とは違い、晴天の下、広島市勤労福祉会館「カレントコスモ」大ホールで開会セレモニーが行われました。今回は人権教育実践交流集会と平和集会が合同で開かれたということで、大雪で受付できていない方もいる(群馬県も…)なか、かなりの大人数でした。
 挨拶の後、被爆者である下原隆資氏の話、国連大使でもある高校生(桒原さん、松岡さん)の平和への取り組み、さらに「差別の実態と広島の部落解放運動」について、広島県連副委員長岡田英治氏の話を聞きました。
  それぞれの取り組みの中で、参加する皆さんの熱意を感じました。群馬を出て周りを見ると、見えてくるものもあります。その地域の問題や考え方、取り組みなど実際に本人から話を聞くことで受け取り方も違ってきます。
   印象的だったのは、岡田氏の「物の本質とは何か」という捉え方をしっかりと持てれば、差別はなくなるということでした。
   二日目も穏やかな晴天が続き、ホテルからバス移動。私は第1分科会「憲法•子どもの権利条約と人権教育」に参加しました。
    レポートは北海道教職員組合白石さんが「アイヌ民族の音楽」に関わる取り組みについて、福島県教職員組合瀬戸さんが「原発災害から3年の福島」について報告がされました。特に福島の子供たちの状況や福教組の取り組んでいる人権教育「福島の子供たちの権利条約」についての報告には、尾瀬の自然学校を共催した仲でもあり、差別を受けた子どもたちの報告を聞き、悲しい気持ちになりました。
   平和集会は1日目は分科会、二日目フィールドワークになっていて、昨夜広島入りした富田さんが参加しました。宇品軍港跡地などを見学しました。
   このような集会には、より多くの青年層の教師に参加してもらい、見聞を深めてもらいたいと思います。

  太田小学校分会   鶴田  淳

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