憲法記念日です。「あたらしい憲法のはなし」ご存じですか?
発行は文部省。
そう「新しい」といっても、太平洋戦争後の1947(昭和22)年8月2日、その年の5月3日に施行された日本国憲法の解説のために中学校1年生用社会科の教科書として発行されたものです。
「憲法」「民主主義とは」「国際平和主義」「主権在民主義」「天皇陛下」「戦争の放棄」「基本的人権」「国会」「政党」「内閣」「司法」「財政」「地方自治」「改正」「最高法規」の15章で、日本国憲法の精神や中身をやさしく解説していました。
1950(昭和25)年4月に教科書ではなく副読本となり、1952年4月からは発行されなくなりました。
「戦争の放棄」の章で、戦争放棄と書いた大きな釜で軍艦や軍用機を燃やし、その中から電車や船や消防自動車が出てきて、鉄塔や高層建築物が光り輝いている挿絵が有名ですね。
こちらから全文が読めますよ。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html
「この日を休日にしよう!」なんて機運はいずこに…。来年は休みみたいですけどね。
さて、毎年のことですが、ちょっと資料を載せます。
「“平等”に反して人間に格付け・上下を付ける」と反対している方も多いようですね。
実際、昭和21年に廃止されていますが、好きな人はさらに多く、このように復活しています。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55459
公務員が多いことからも、国家にとっての「社長賞」みたいなものでしょうか?
飛躍しすぎかな?
で、「叙勲(じょくん)」と「褒章(ほうしょう)」は別のものです。
http://www8.cao.go.jp/shokun/seidogaiyo.html
「勲章」をもらうのが叙勲。
平成15年に制度が少し変わって勲章“勲○等”と言わなくなりましたが序列がありました。
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%8B%B2%E7%AB%A0+(%E6%97%A5%E6%9C%AC)_%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E5%BA%8F%E5%88%97
褒章はランクではなく授与の対象が異なります。
http://jpnculture.net/kunshou-houshou/
その他歴史や、内容、与えられた人や経緯など調べ出すと歴史好きとしては面白い話題です。
そして本題
小、中の校長は瑞宝双光章、高校の校長は瑞宝小綬章が対象になるらしいですね。色々条件はあるとは思いますが。
つまり、小中では五等、高校では四等ということになります。
さらに歴史で習った冠位十二階からつながる(?)「位階」
https://bushoojapan.com/tomorrow/2017/12/20/107682
https://www.news-postseven.com/archives/20160103_369144.html
公立学校校長の場合には「正五位」から「従六位」の位階が授与されるらしいですが、これまた小中学校長と高等学校長では違うようです。
群馬では給与表も義務校と高等学校では別。
褒められるのは誰しもうれしいことですが、考え出すと色々考えてしまいます。
通称「県方針」
あじけもない名前ですが、太田市ではまだ教員に対して秘密にされているようなので、太田支部のHPにアップしておきます。
県教委の部活動に関する方針です。
太田支部のHP左側、緑の「DOWNLOAD」のボタンからどうぞ。
さて、給与明細、配られましたか?
今は紙切れ一枚。仕事のありがたみ、あるいは労働と賃金の相対関係、そんなものの実感がわかなくなってきたのは振込制度も要因だったりして…。
それはともかく、この4月から色々給与が変わっているのです。
1)今は4月が一斉に昇給のタイミングです。
先輩諸氏は一年の途中、それぞれのタイミングで昇給になりました。
何かあるとその期間が早まったり、遅くなったり・・・。
これからは人事評価、それがここに影響してきます。
1年で4号。それが少なくなったり多くなったり…。
企業ではないので、多くなる人の分は少なくなる人からもらった分です。
きちんと仕事をするのだからその分を、なのか、余分にもらうんだからその分やれ、となるのか。
2)「現給保障」終わりました。
4月に昇給になったなのに、手取りが減る。
ウルトラマジックです。
手取りが減ったのを基準に人事委員会勧告がでるようですが、その分がなぜか毎年なかったかのような勧告なんですよね。
きちんとそういう不合理なこと、組合活動で指摘していきましょう。
今日は市中体連の総会・専門部会・理事会&組合の月1回の代表者会議(支部委員会とか市教組委員会とか色々呼ばれていますが)。
中体連の理事会では、県教委が4月1日に出した「県指針」が説明されなかったようですね。市教委止まりでしょうか?
県内で一番後ろ向きと言われかねないですね。
組合の会議では紹介されました。我々教職員が県の通達すら見る機会を与えられないとは。
|