不安をあおってしまうことは内緒の方がいいのでしょうが、やっぱり知ってもらわなければなりません。
太田市内でも2学期から「先生がいない!」という学校がでています。
色々原因はあるのでしょうが、まず主なもののひとつに「教員免許更新制」があります。
十分な研修施設のないこの国では、現役の先生が受けるので精一杯。教員免許を持っているけれど今は勤めていない、と言う人は実質免許更新ができません。すると先生候補がいないわけです(回避措置もやっとできてはきましたが)。
さらに大学生だって10年でなくなってしまう資格なんて余分には取りません。以前は「一応教員免許とっておくか」も多かったと思いますが、教員になるつもりがなければそんな学生はいないでしょう。
次に「ブラック職場」が知れ渡ってしまったことでしょうか。
「ばれてしまった」ではなく、だんだんとよりブラック化してきているということでもあります。web担当が中学生の頃、20時頃の学校に行くと若い先生がストーブを囲んで歓談していました。現在の20時はほぼ通常営業時刻です。
こんな状態では自分の生活が成り立ちません。
ぜひ、世間の皆さんにも、一見もっともそうな免許更新制の闇を知ってもらい、廃止へのうねりを作りたいです。
以前も紹介したとおり、各学校から意見を集約している「現場の生の声」ですが、この夏休み中に県教委に現状を伝えたり改善を要請したりと活動を行いました。
県教委が関係するものは県教委に、市教委が関係するものは市教委に、そしてさらに法律や条令が関係するものは文科省や各級議員さんに。
よりよい職場、よりよい学校、子どもにとっても教職員にとっても。
少しずつだとしても、みんなで力を合わせて(←これ大事)改善していきたいですね。
J-WAVEの番組でも「教育の大切さってありますよね。小さいときは国籍も何もなく友だちでいられるのに、学問をすればするほど複雑になっていく…。戦争を指導する人達も、大変難しい教育を受けているんでしょうけれど・・・。」と。
ですので、労働組合でありながら平和運動や人権学習について、取り組まないわけにはいかないのが教職員組合です。それを煙たがる人も増えてきていますが、やっぱり教職員、避けて通ってはいけないと思います。
「あの日、最前線にいた戦士たちは「玉音放送」を聞いて何を思ったのか」
群馬の本島さん、は太田の本島病院でしょうか?
「終戦の玉音放送」宮内庁
2015年、終戦後70年にあたって宮内庁からも玉音放送の音声データが公開されました。
J-WAVE『JAM THE WORLD』
終戦記念日の今夜は、日米開戦について考えます
グローバーがナビゲートの『JAM THE WORLD』
今夜のメッセージテーマは
『日本を戦場にしないため、いまできることは何ですか?』
74回目の終戦記念日を迎えましたが…
国際情勢を見ると不安要素が沢山あります。日韓関係の悪化、
北朝鮮のミサイル発射、中国・ロシアによる牽制などなど。
これから先も日本を戦場にせず、加害者にもならないため、
いま、わたしたちにできることは何だと思いますか?
本日人事院勧告が出ました。
https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/
国家公務員の給料や勤務条件を「こうした方がいいよ」と言うのが人事院。
地方公務員について言うのが各県の人事委員会。
「人事委員会勧告」は、各地区の事情を考慮して、のはずですが、国家公務員と大きく違うと色々総務省・財務省が文句を言うので、この「人事院勧告」が1つの指標になります。
ボーナス0.05月、月例給は若年層のみ引上げを勧告
住居手当・基礎控除額/支給限度額見直し
さて、秋の群馬県の人事委員会勧告、それを受けての県との交渉。みんなで力を合わせましょう!
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