2018年5月18日 (金)

太田支部の蔵書等について

 太田支部にもビデオや教育書、労働法規ものなど色々あります。

 最近こんな本も仲間入り。

Dsc_8967  教育書として考えるとびっくりものですが、現実的に「働く」という面をを考えると大変参考になります。

Dsc_8968 働き続けられること、それこそが自分の教育姿勢なのかも、ですよ!

PS ヨドバシさんは在庫切れのようです。

 蔵書などはHPの左側、おおた子ども文化研究所のページからもどうぞ。

2018年5月 3日 (木)

 憲法記念日 「あたらしい憲法のはなし」

 憲法記念日です。「あたらしい憲法のはなし」ご存じですか?

 発行は文部省。
 そう「新しい」といっても、太平洋戦争後の1947(昭和22)年8月2日、その年の5月3日に施行された日本国憲法の解説のために中学校1年生用社会科の教科書として発行されたものです。

「憲法」「民主主義とは」「国際平和主義」「主権在民主義」「天皇陛下」「戦争の放棄」「基本的人権」「国会」「政党」「内閣」「司法」「財政」「地方自治」「改正」「最高法規」の15章で、日本国憲法の精神や中身をやさしく解説していました。

 1950(昭和25)年4月に教科書ではなく副読本となり、1952年4月からは発行されなくなりました。

「戦争の放棄」の章で、戦争放棄と書いた大きな釜で軍艦や軍用機を燃やし、その中から電車や船や消防自動車が出てきて、鉄塔や高層建築物が光り輝いている挿絵が有名ですね。

Mdk170611d こちらから全文が読めますよ。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html

2018年4月30日 (月)

昨日、春の叙勲がありました。

「“平等”に反して人間に格付け・上下を付ける」と反対している方も多いようですね。
実際、昭和21年に廃止されていますが、好きな人はさらに多く、このように復活しています。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55459

公務員が多いことからも、国家にとっての「社長賞」みたいなものでしょうか?
飛躍しすぎかな?


で、「叙勲(じょくん)」と「褒章(ほうしょう)」は別のものです。

 http://www8.cao.go.jp/shokun/seidogaiyo.html

「勲章」をもらうのが叙勲。
平成15年に制度が少し変わって勲章“勲○等”と言わなくなりましたが序列がありました。
 https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%8B%B2%E7%AB%A0+(%E6%97%A5%E6%9C%AC)_%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E5%BA%8F%E5%88%97

褒章はランクではなく授与の対象が異なります。
 http://jpnculture.net/kunshou-houshou/

その他歴史や、内容、与えられた人や経緯など調べ出すと歴史好きとしては面白い話題です。


そして本題

小、中の校長は瑞宝双光章、高校の校長は瑞宝小綬章が対象になるらしいですね。色々条件はあるとは思いますが。
つまり、小中では五等、高校では四等ということになります。

さらに歴史で習った冠位十二階からつながる(?)「位階」
 https://bushoojapan.com/tomorrow/2017/12/20/107682
 https://www.news-postseven.com/archives/20160103_369144.html

公立学校校長の場合には「正五位」から「従六位」の位階が授与されるらしいですが、これまた小中学校長と高等学校長では違うようです。

群馬では給与表も義務校と高等学校では別。
褒められるのは誰しもうれしいことですが、考え出すと色々考えてしまいます。

2018年3月10日 (土)

本年度最後の市教組委員会

年度末のお忙しい中皆さんありがとうございます。

 来年度に向けてや年度末人事の話などでしたが、その中でこちらではちょっと面倒な県教組の3月委員会の報告の話など。
 本年度の途中経過報告や、次の定期大会までの活動方針なわけですが、現場の先生・職員感覚とずれていないかきちんと見る必要があります。自分たちで作り上げる活動ですからね。もし、後で色々気がついた場合でもぜひお知らせください。

 で、県教育会館に行ったとき、県教組本部に全国教育研究集会の報告書が来ていました。全国の先生方の実践報告です。前向きに興味のある組合員さんはお知らせください。
 色々あげつらうために分析する方々もいるようですが、いい実践は参考にし、合わないものは合わないで。これは私たち教職員のためではなく、子ども達・次世代の社会のための実践ですからね。 

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2018年2月17日 (土)

授業参観

 自分が担任した生徒にも海外にルーツをもった生徒は多くいましたし、最近は当たり前のようでもあります。
 今日は朝鮮学校の授業を参観してきました。色々話題になっていますがやはり自分の目で。
とは言え、言葉がわからない…。英語や”日本語"の授業しかわからないのかな?と思ったけれど、「×××と並んで△△△」と、結構ハイブリッドな言語環境でした(^_^)。
 生徒がかなり少ないが故か、インクルーシブ的環境にも対応しているのが参考になりました。

P2170085_500  制服の子も、私服の子も。先生も、民族服の方や背広などの方も。これは小学部。

 
 逆に生徒の少なさや、昨今の県の補助金カットもあってか、校庭がきわめて狭くなっていました。P2170058_500
 子ども達にとってとても不幸なこと、マイノリティーが暮すには 厳しい世の中になってきているのかなぁなんて感じたりも。

 でもそこは適応力のあるちびっこ。休み時間に体育館でボールを壁当て。サッカーがうまい!

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P2170075_500_2 各方面(色々な意味で(^_^;)の新聞記事の張り出しも。同じ日の記事でも何紙かあると面白いですね。

P2170078_500_2   学級文庫は基本的に日本の教室とあまり変わらないかな?日韓・韓日の辞書やハングルの本が若干。

 さて、東毛にはブラジル系の学校もあるのかな?境には大規模なモスクもあります。知った方がいいことはまだまだありそうです。

2018年1月16日 (火)

隠れたカリキュラム

 男女共同参画推進会議での一コマ。
隠れたカリキュラムって用語、難しくないですか?」
 確かに現在一般的ではないですね。でもこの、無意識下の教育効果は無視できないものです。文科省では人権意識の中で取り上げられているようですが、もっと広義なものととらえた方がよいでしょう。
 本日の読売新聞の記事、
 「無意識下の偏見」に気づく
と言うのも、そんなものの一部、なのかなぁ、と。

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 ・・・ちょっと違うか。

2018年1月13日 (土)

男女共同参画推進会議

 本日、県教組、男女共同参画推進会議に太田代表で参加してきました。
 「男女共同参画」と言うお言葉が嫌いな方々もいるようですが、女として・男として、ではなく「人として」生きる部分ですので、大切です。
 とは言え・・・

 県教組内の行動指針、外へ向けての働きかけ、そんなことを話し合いました。

PS 会議が11時から前橋。そのため部活は主顧問さんにゆだね・・・。“起きるまで寝て”いられました・・・幸せ。
 写真は帰宅後、子ども達とのたこあげ。

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2018年1月 8日 (月)

いよいよ明日から新学期 そして心の葛藤

 いよいよ明日から新学期。
 去るように行ってしまう三学期、ここをいかに充実させるか、仕上げの3学期ですね。
 
 さて、ある方からの年賀状(すみません勝手にアップ…)。

2018  facebookでもでシェアしたyahooニュース
  ・部活の強制入部 やめるべき 「自主的な活動」に全員参加の矛盾
  ・【ブラック部活をどうするか】部活大好きな先生に、何を伝えるべきか?
    (但しこちらは、角倉県議の
    「部活悪玉論に私は立ちません。
     教育本務の長時間労働にメスを徹底的に入れていきます。」というコメントも含めて)
 にも書いた内部矛盾・・・と言うより葛藤です。いい悪いではなく、使命として純粋に取り組む教職員。「誰か止めてくれー」と言う心の叫びとともに…。

 
 もちろん「もっときちんとやらせろー」と言う方も多い。
 
 本日育英高校がサッカーで優勝しましたが、高校野球・サッカー、ラグビー・バレー等々、16歳から18歳までの運動が「学校」に集約されている日本国において、この問題は根深いです。

2017年12月20日 (水)

市教委交渉及び人事要請

 本日市教委と第2回交渉を行ってきました。

 市教委の回答をまとめると、「いかんせん予算が…。」
 それはこちらも重々承知。予算をかけずにできることをぜひ実施してほしいと思います。
 多忙化解消については市教委も県教委も本腰を入れて取り組みだしています。次は現場の意識改革も必要です。
 ICTについては次年度から3カ年はかかりますが、現場でも使い勝手のよい(と言っても最低限の)施設設備を整える方向との回答をもらいました。

 さらに、子ども達のために教職員の力を発揮できる人事を求めた要請文を手交してきました。

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追伸 毎年この時期は尾島庁舎前は・・・

Wp_20171220_19_10_07_pro  スマフォでの撮影は難しいですね。チャカチャカ撮影する若い方々、コツを伝授願いたいです(T_T)

2017年11月20日 (月)

ある先生からのメール・・・

「この土日は大会でした。役員不足で
 “都合のつく方ご協力お願いします”
 と連絡も回っていました。
 でも行きませんでした。
 期末テスト前で部活はありませんでした。
 でも行きませんでした。
 自宅でテスト作り・・・もしませんでした。
 
 休みの日に休むと、悪いことをしているようです。
 おもしろそうなイベントや、講演会などにも行けませんし、それで部活などを休んだら、人に迷惑をかけて自分が楽をしているようです。
 保護者からしたって、こんなの”ダメ教員”と言われるでしょう。
(後略)」
 
 
 ひょっとしたら部活なんて毎日やる、ずっとやる、の方が子どもも保護者も喜ぶかも知れません。
 でもそれを支える社会システムのありかたが、今のままでよいのでしょうか?考えさせられました。

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