2013年8月31日 (土)

あえて 自虐史観

あえて書いてみます。

 明日は関東大地震・関東大震災から90年です。各地で防災訓練などが行われるでしょう。学校でも避難訓練は1学期は火事、2学期は地震、3学期は不審者対応、という感じでしょうか?

 さて、本日関東大震災の際、藤岡で起こった朝鮮人惨殺(藤岡事件)の慰霊祭に出てきました。
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 ばりばりの普段着で行ってしまいましたが、在日の方や共催をしている連合藤岡地協の方々はきちんと礼服でした。ごめんなさい。

 群馬でもこんな事件があったと言うこともあまり知られていません。

 たまたま2日前、朝鮮学校の先生方と懇親会をしました。そのとき「日本にいても、朝鮮に行っても外人扱い」と言っていました。

ちょっと脱線的であり、個人的な発想ですが、
 新田義貞のお膝元太田市。
  街を焼き尽くし、多くの人をあやめた鎌倉市には
   やはり現在も謝り、ひれ伏すべきか?
ということを考えます。自分の考えは否、です。もちろんあのこととは比較できないかもしれません。

 話を戻します。
 しかしながら、もし今後同じように大地震や富士山噴火などが起こったとき、関東大震災時と同じようなことが起こらないとは言えなくなってきたのかも、と不謹慎ながら思ってしまいます。

 今後も、子どもたちが、そしてその子どもたちが成長した姿である大人も、安心して暮らせる日本であり続けますように。

 合掌

  文責 長山

PS これも自虐史観と糾弾されてしまうのでしょうかね? 

2013年8月20日 (火)

日教組と言えば

 日教組と言えば「こんな事に反応するでしょ」と、どちらの方からも期待があるようなのですが、すみません、メインとして取り扱っていませんで・・・。しかし、別の話題もあったり、別の角度からの見方が気になったり、と言うことでブログ記事としてみます。

はだしのゲン「描写過激」…小中に閲覧制限要請 (朝日記事   読売記事

 ありゃりゃ。「市民から撤去を求める声」だそうで、まぁ撤去を求める声も、開架を求める声もあるわけですけどね。
 「別の話題」とは、(日付が変わってしまったので)昨日googleが

「Google では、本日、広島平和記念資料館と長崎原爆資料館と協力し、両資料館が所蔵する原爆に関する歴史的資料を「Google 歴史アーカイブ」で公開します。」

と発表したことで、日本の歴史アーカイブ第1号が広島・長崎の原爆資料館というのもあり、この時期色々考えることは大切かなと考えます。

 まぁ、開架反対派の方が問題にしていたのは原爆の方ではなく別の点でしょうけれど…。この際なので、自分が気になったのはこの記事が大枠訴えようとしていることに近いです。

「はだしのゲン」問題からみえる日本の教育 前屋 毅

 我々公務員は支持命令系統がきちんと整うべきで、現場の判断であれこれやられたらたまったものではない、のかもしれません。
 文科省でしっかり考えたことをきちんとやってもらわなければ何が日本の公教育だ、ということでしょう。

 しかし、
 教職員も「優秀な行政公務員」であるべきなのか?
 深く考えれば考えるほど答えが出ません。

 もうここまで書いたら、乗りかかった船、と言うことで、

「はだしのゲン」のアニメを、8月31日までGyaO!が無料配信

Web漫画「原爆に遭った少女の話」が話題 祖母の体験を孫が描いて公開

 そう言えば以前「はだしのゲン」の作者中沢啓治さん、太田支部の事務所に入らしたこともありましたね(と言っても自分は写真で見ただけですが)。

 さて、ご期待に沿える「日教組的」な話題だったでしょうか?

 いわゆる炎上ネタですかね?

  文責 長山


 

2013年8月12日 (月)

親子映画

本年度も8月10日、11日と「親と子の良い映画を見る会」いわゆる親子映画を行いました。

かつての規模はなくなりましたが、「火を消すまい」という雄志を中心に運営しています。

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2日目は藪塚のカルトピアでも映画会がありかぶってしまいましたね。

うちの子どもは両方に参加、一日映画三昧の日でした。

   文責 長山

次のイベントはボウリング大会かな?
 その前に関ブロカリキュラム編成講座がありますが・・・。

2013年7月29日 (月)

夜回り先生 水谷修さん

数年前太田でも講演に呼んだ学校がありましたね。
ほぼ当時のETV特集のビデオがあったのでDVD化しました。

~生きていてくれて、ありがとう~ 夜回り先生 水谷修のメッセージ2

DVDで販売もされているものですね。
2005年11月5日NHK総合にて放送のもの。

支部においておきます。

ちなみに病を押して活動を続けている水谷先生の現在の様子はご本人のHPブログで知ることができます。

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  文責 長山

2013年7月28日 (日)

ミニ親子映画

今年もやります、親子映画

と言っても、ミニサイズの映画会ですが、例え細々でも親子映画の火は絶えていません(^_^)

8月1日の広報太田でも掲載されますが、

8月10日(土) 宝泉行政センター、11日(日) 綿打行政センター

共に、午前10:00 ~ 11:30、午前13:30 ~ 15:00

「鉢かづき姫」「虹のきずな」「100ばんめのサル」

の3本立て。無料ですが事前に連絡いただけると椅子の用意が楽です(^_^;

 後援・太田市教育委員会

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     文責 長山

2013年7月21日 (日)

人権学習フィールドワーク

 本日群馬県人県同和研究協議会主催の人権学習フィールドワークに行ってきました。

 群馬県は重要課題として11の課題を挙げており、それらへのとりくみが学校に求められています。どれも大切なことですが、時数確保・時数確保と追い立てられている学校現場では十分な学習ができているとは言い難いのも事実です。
 道徳とも違うけれど、とても大切なこれらのこと、このフィールドワークに参加してみると色々勉強になります。
 同和教育に関しては、対策法の期限が切れたことや、これまでの様々なことに関して賛否両論あるのも事実ですが、それらも踏まえてのフィールドワークです。「しかし、現実として様々な課題がある」ということや、自分が教わったこと・教えてきたことから常に進化しているんだなぁと勉強になります。
 そして、これまで「ウソを教えてきた」ことになるのか?、自分自身の今の認識で教壇に立っていいのか?常に自問自答です。

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 写真は道ばたに生えていたミントの花、と畑のネギ。
  ミント、こんな花が咲くんですね。

         文責 長山

2013年7月 6日 (土)

障がい児教育部 部会

本日は障がい児教育部の部会がありました。

自分は特別支援教育の免許はありませんが、本部担当ということで参加しました。

めからうろこ

まさにこの一言につきました。
「普通学級にも特別支援教育の考えを」と言われ早何年。
しかし実際は「より分け」的な動きがないとも言えない・・・。

部長の松本先生曰く
「ADHDと言われ巡回相談等で対応をアドバイスをすると、7~8割は『落ち着いて取り組めるようになりました』と言われる。つまりは対応の問題であって障害ではないですよ」
「所謂普通教室で一緒に授業をして、できるようにしてやりたい、と思うことが逆に個別支援をゆがめているかもしれない」
「30人~40人のクラスにいれば特別な支援をと言っても一人に3分もかけられないだろうけれど、その3分でできることがあるはずだし、ある面その3分の工夫でいいし、それが大事なんじゃないかな?」
「特別支援は特殊な支援を必要とする教育ではなくて、それぞれの個性に合わせた個別教育」(長山意訳(^_^;)
「ひょっとしたら一番進んでいるのは保育園かもね。」

勉強になりました。

で、主な議題は教育予算要請行動の要求書づくり。
子どもたちの学びのため、自分たちの働く環境のため、現場からの発信を!

     文責 長山

2013年6月19日 (水)

言霊

 「ことだま」とは恐ろしいもので、去来荘のことをブログに書いて帰宅したら去来荘から「昨年のリフレッシュ休暇優待券がまだ利用されていませんよ」というお知らせが届いていました。
 去来荘の方々も頑張っています。我々より長きにわたり独自給与削減を続けてきて、今回の地公給与削減によってさらに輪をかけての削減です。その中できちんと追跡フォローをしている。営業努力とすれば当たり前なのかもしれないですが、頭が下がります。
 そして、忘れていけないこと。そんな去来荘の給与削減の最終決定は我々教職員であると言うことです。
 去来荘は公立学校共済組合でやっています。その責任者は我々。
 みなさん、水上に行くときは是非去来荘で。宴会のみの利用も可、ですよ!

別件
 ずいぶん以前にも書きましたが、日経ビジネスオンラインの記事をよく読みます。
 日経でありながら日経新聞とはずいぶん違う自由闊達な執筆者陣です。
 その中で小田嶋 隆さんにシンパシーを感じてしまう自分はやっぱり変わり者なのでしょうか?
2013年6月14日 統一球でビーンボールを投げてはいけない
2013年6月7日 学力を精密に測定する(無)意味
2013年5月24日 人権はフルスペックで当たり前

等々。是非皆さんも読んでみてください。

   文責 長山

2013年6月17日 (月)

教育研究集会

 土曜日に教育研究集会が高崎で開かれました。と言っても1次集会はここのところ講演会ですが・・・。
 200名以上の教職員や一般の方が集まっての講演会でした。
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 ものの見方は色々あるわけですが、こと沖縄に関しては「本土目線」というのがあるのだなぁとつくづく考えさせられました。

 「大和の人は『沖縄だから』と思っているかも知れないが、世界はそう思っていない。当然ながら、沖縄で普通のことは日本で普通のことと考えている。沖縄を日本にしたのではなく、日本が沖縄になっていく」
 「本土の人間が教員になると『大和の美しい言葉・きれいな言葉を教えてもらえる』ってみんな思ってますよ。明治からこっち、教育というのは『大和化』であり今も変わってません」
 「学校の先生自身『共通語をしゃべらなければならない』という気持ちが強く、出張で九州ブロックの会議なんかに出ると『学校の先生があんな方言でしゃべっていていいんですか?!』なんてショックを受けて戻ってくる」

 群馬に伝えられる情報、話すこと、多くが「大和目線」なんですね・・・。

   文責 長山

PS 後半の話しは夕食をご一緒してうかがったことですが(^_^;

2013年6月13日 (木)

教育研究集会1次集会

6月15日は教育研究集会1次集会が高崎労使会館で行われます。

教育のことを中心に講演会などを行いますが、今年は「あぁやっぱり教職員組合はね」みたいなタイトルですかね(^_^;。

こだわるわけではないけれど、避けるわけでもない。得意分野不得意分野というものもあるので組合員さんの意見も持ち寄り、色々な講演や研修ができる教育研究集会を創っていっています(秋の2次集会はバラエティー豊かです)。

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上毛新聞6月13日付

    文責 長山

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