本日群馬県人県同和研究協議会主催の人権学習フィールドワークに行ってきました。
群馬県は重要課題として11の課題を挙げており、それらへのとりくみが学校に求められています。どれも大切なことですが、時数確保・時数確保と追い立てられている学校現場では十分な学習ができているとは言い難いのも事実です。
道徳とも違うけれど、とても大切なこれらのこと、このフィールドワークに参加してみると色々勉強になります。
同和教育に関しては、対策法の期限が切れたことや、これまでの様々なことに関して賛否両論あるのも事実ですが、それらも踏まえてのフィールドワークです。「しかし、現実として様々な課題がある」ということや、自分が教わったこと・教えてきたことから常に進化しているんだなぁと勉強になります。
そして、これまで「ウソを教えてきた」ことになるのか?、自分自身の今の認識で教壇に立っていいのか?常に自問自答です。
写真は道ばたに生えていたミントの花、と畑のネギ。
ミント、こんな花が咲くんですね。
文責 長山
本日は障がい児教育部の部会がありました。
自分は特別支援教育の免許はありませんが、本部担当ということで参加しました。
めからうろこ
まさにこの一言につきました。
「普通学級にも特別支援教育の考えを」と言われ早何年。
しかし実際は「より分け」的な動きがないとも言えない・・・。
部長の松本先生曰く
「ADHDと言われ巡回相談等で対応をアドバイスをすると、7~8割は『落ち着いて取り組めるようになりました』と言われる。つまりは対応の問題であって障害ではないですよ」
「所謂普通教室で一緒に授業をして、できるようにしてやりたい、と思うことが逆に個別支援をゆがめているかもしれない」
「30人~40人のクラスにいれば特別な支援をと言っても一人に3分もかけられないだろうけれど、その3分でできることがあるはずだし、ある面その3分の工夫でいいし、それが大事なんじゃないかな?」
「特別支援は特殊な支援を必要とする教育ではなくて、それぞれの個性に合わせた個別教育」(長山意訳(^_^;)
「ひょっとしたら一番進んでいるのは保育園かもね。」
勉強になりました。
で、主な議題は教育予算要請行動の要求書づくり。
子どもたちの学びのため、自分たちの働く環境のため、現場からの発信を!
文責 長山
「ことだま」とは恐ろしいもので、去来荘のことをブログに書いて帰宅したら去来荘から「昨年のリフレッシュ休暇優待券がまだ利用されていませんよ」というお知らせが届いていました。
去来荘の方々も頑張っています。我々より長きにわたり独自給与削減を続けてきて、今回の地公給与削減によってさらに輪をかけての削減です。その中できちんと追跡フォローをしている。営業努力とすれば当たり前なのかもしれないですが、頭が下がります。
そして、忘れていけないこと。そんな去来荘の給与削減の最終決定は我々教職員であると言うことです。
去来荘は公立学校共済組合でやっています。その責任者は我々。
みなさん、水上に行くときは是非去来荘で。宴会のみの利用も可、ですよ!
別件
ずいぶん以前にも書きましたが、日経ビジネスオンラインの記事をよく読みます。
日経でありながら日経新聞とはずいぶん違う自由闊達な執筆者陣です。
その中で小田嶋 隆さんにシンパシーを感じてしまう自分はやっぱり変わり者なのでしょうか?
2013年6月14日
統一球でビーンボールを投げてはいけない
2013年6月7日
学力を精密に測定する(無)意味
2013年5月24日
人権はフルスペックで当たり前
等々。是非皆さんも読んでみてください。
文責 長山
土曜日に教育研究集会が高崎で開かれました。と言っても1次集会はここのところ講演会ですが・・・。
200名以上の教職員や一般の方が集まっての講演会でした。
ものの見方は色々あるわけですが、こと沖縄に関しては「本土目線」というのがあるのだなぁとつくづく考えさせられました。
「大和の人は『沖縄だから』と思っているかも知れないが、世界はそう思っていない。当然ながら、沖縄で普通のことは日本で普通のことと考えている。沖縄を日本にしたのではなく、日本が沖縄になっていく」
「本土の人間が教員になると『大和の美しい言葉・きれいな言葉を教えてもらえる』ってみんな思ってますよ。明治からこっち、教育というのは『大和化』であり今も変わってません」
「学校の先生自身『共通語をしゃべらなければならない』という気持ちが強く、出張で九州ブロックの会議なんかに出ると『学校の先生があんな方言でしゃべっていていいんですか?!』なんてショックを受けて戻ってくる」
群馬に伝えられる情報、話すこと、多くが「大和目線」なんですね・・・。
文責 長山
PS 後半の話しは夕食をご一緒してうかがったことですが(^_^;
土曜日は午前中に連合群馬主催の男女共同参画推進セミナーもあり、県教組も参加してきました。
これまた基本的な人間の権利、人権問題ですね。
現場にいるときは教育論といっても教授法、技術論が中心でしたが、組合として働く人や働く環境のことを考えることが多くなると、ある面アカデミックな教育論、働く立場からのものも含め、建前論・本音論、色々根源的な方を考えさせられることがおおくなります。
今回の給与削減に関わる地方自治そのものの論、きっと参院選の主要テーマになる(逆にそう感じさせないような力も働く)であろう憲法論もそうですね。
センター長研、大学院、社会体験、社会教育主事、そして組合、現場の教員以外の経験というのもこれまた勉強になります。
そう、組合も真剣に教育そのものについて考えられる貴重な場所ですね。
文責 長山
ほんとうにお疲れ様でした。
自分が山の学校に勤めていたときスキー部担当だったというのもありますが、プロスキーヤーの三浦一家の活躍はうれしいものがあります。
で、天の邪鬼な自分は、「あれ?芸能人のイモトさんがマッターホルンから下りてきたときは・・・」
ネットでは話題になっているようですし、野口健さんもツイートしているようですが…。
同じことでも誰がやったか、どの立場から見たかで評価が分かれる、このことも、これまた評価の分かれることですね。
とにかく三浦さんお疲れ様でした。
参考に、前回の登頂後、新聞に出たものを転載します。道徳や学級通信で利用させていただいています。広告だったんですよね、これ。
文責 やっぱだめすかね?長山
「涙が出るほど、つらくて、厳しくて、うれしい…」
2008年5月26日、日本時間午前10時48分。三浦雄一郎氏、75歳にて、エベレスト再登頂成功。
老いは怖くない 目標を失うのが怖い
「長生きを目的にしない。健康を目的にしない。それが私の健康法です」
2008年5月、75歳で再びエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏。健康法をたずねると、意外な答えが返ってきた。
「何のために長生きしたいのか、健康の先に何を見たいのか。目標がはっきりしないと、私はただの怠け者になってしまうんです」
怠け者。たゆまぬ努力を続ける三浦氏には、まるで似合わない言葉だ。
「たとえばお金は、欲しいものがあるからこそ、貯金しますよね。健康も長生きも、私には同じなんです。それ自体を目的にしてもモチベーションが上がらない。だから結局、だらだらと毎日を送る。正直、生きている気がしませんでした」
三浦氏が語るのは、目標を失った60代の日々の経験である。
自分だけ置いていかれている虚しさが焦りへと
ゴルフ、旅行、食道楽、パーティー…。60歳当時の三浦氏には、そんな生活習慣が日常になっていた。
「気がついたら入院レベルの肥満体でした。いくら医者に注意されても養生しようという気になれない。この年齢で、今さら何のために。という虚しさがあった。」
父の敬三氏が99歳にしてモンブラン滑走に成功し、息子の豪太氏も、リレハンメルオリンピックで活躍。
「これには、さすがに焦りましたね。自分だけ腹を突き出していていいのかと」
こうして三浦氏は、60歳半ばで無謀とも言える目標を立てた。エベレストへの挑戦である。
食べる、楽しむ、絶対無理をしない 精神力だけではエベレストに登れない
しかし、三浦氏の体力は、生活習慣の影響で、すでに大きく衰えていた。若い頃に鍛えても、不摂生を続ければマイナス以下になる。
その焦りからか、厳しいトレーニングを開始して半年後、三浦氏は体調を崩してしまう。
「無理は続かない。続かなければ効果はない。楽しみながら少しずつやれば良かったんですね」
「精神力だけでは、目標は達成できません。結局、体力を養う工夫を、普段からどれだけできるかです」
5月20日は県職員にとってとても大きな日になります。
県職員の約6割は教職員。教職員がしっかり発言をしていかないと市町村職員、関係団体職員まで含めて県内約5万人、家族まで考えると約20万人の人に影響の出ることです。
問題は複雑なので、単純に言えないところもありますが、ちょっと無理矢理解説してみます。なので一部??なところもあるかも知れませんが・・・
その8・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まとめ 職場集会で確認・伝達してほしいこと」
この記事をアップしているのが19日22時頃なので、20日の始業前集会には遅すぎてご迷惑をかけているかも知れませんが・・・。
(1)今回の給与削減問題は給与もそうだが、地方自治の根幹に関わる闘いでもある。
(2)今回の削減を呑めば「人件費は気軽に削減できる類のもの」との前例を作ることになり、簡単に受け入れられるものではない。
(3)校長クラスで総額50万は減るであろうし、県で減額が決まれば市町村が追随することになるであろう。さらには、ただでさえ給与水準の低い臨時教職員も減額の対象になっているこの案件は、組合だけの課題ではなく、職場全員の課題である。
(4)寄せ書きがどれほど効果があるかわからない。しかし多くの声を結集すること、届けることは大切なことである。職場全員の思いを集めて欲しい。
(5)一部の人間が勝手に言っている、のではなく、多くの人が理にかなう、或いは情に訴えるにせよ同じようなことを主張しているというのは力になる。
(6)本日大詰めの交渉がある。ぜひ応援に駆けつけて欲しい。組合員のみならずそれ以外の人も、県教組(けんきょうそ)、県職連(けんしょくれん)としてこの大きな交渉を応援して欲しい。
(7)県庁に集うというのは、役員が勝手に交渉をやるのではなく、組合員一人一人が後ろにいることを相手にも、組合役員にも実感させる意味もある。気軽なOKはできなくなる効果がある。
(8)しかれども、今回の提案は、こちらに落ち度が1つもないにもかかわらず厳しい決断をしなければならないかも知れない。何しろ決裂すればそれこそ「勝手に」議会で給与が決まることになってしまう。かといって呑むわけにもいかない。この緊張感の末、給与が決まる瞬間にぜひ立ち会って欲しい。朝になるかも知れないけれど(;_;)。
(9)来られる時間から、いられる時間でかまわないので、ぜひ県庁へ!着いたら受付へ。目印がないと入れません。
文責 長山
議会で
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