2012年3月10日 (土)

明日は3月11日 ~片田教授の講演会から~

今回は(も?)真面目な話なので長く書きます。

先週、県教組主催の、群大の片田教授の講演会を聴きました。演題は

「想定外を生き抜く力 ~命を守る主体的姿勢を与えた釜石市津波防災教育に学ぶ~」

でした。

 様々な場所で講演をなされている片田教授ですから、すでに聴いている人も多いと思いますが、基本的には講演内容をweb上にアップすることは御法度なので、研究室webページ もご参照の程。

 さて、その中で教職員として一番考えなければならないとではないかと自分が感じたのは

 「率先避難者たれ」

ということです。
 これは学校がこれまで行ってきたことと真逆なことではないかと・・・。

 「非常ベルで慌てるな」「指示があるまで待機」「移動の際は"お"、"は"、"し"、だ」「指定された避難場所で、きちんと並んで点呼」

 これらのことが、子ども達を危険にさらすことになる、と。

 ぐだぐだと続けます。

 自分は理科教員なのですが、生物の授業でこんな話をすることがあります。
 異端児、或いはひねくれ者の話です。
 「右向け右!」と言われたときに、必ず左を向く奴が少数いる。それはひねくれもと言われるが、生物としてはわざと少数ひねくれ者が出るようにできているものだからしかたのないことだ。
 もし、みんな右へ行けー、で右に行ったら全滅だった、なんてことになる。そんなときひねくれ者の方が生き残り、全滅を防ぐようになっているんだ。
 でも、それはまれで大抵はひねくれ者の方が先に滅んじゃうんだけどねぇ。
 と言う具合に。

 残念ながら、学校という場所はひねくれ者に対して寛容ではありません。
 学校では、災害の際の集団パニックが怖いことであり、ある面、いかにそれをなくすかが避難訓練の主要命題なのです。

 しかし、片田先生は言います。「命を守る主体的姿勢」を身につけることこそが大切なんだと。

 多くの先生方に聞いて欲しい話でした。
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 組合の講演、自分たちが大切だと思うことを選び企画できるのでありがたいものです。

 

 
 さて、自分は明日、福島県郡山に行ってきます。協力団体である平和運動センターからの要請で「原発いらない!3・11福島県民大集会」に参加してきます。

 原発に関しては、賛成派・反対派、永遠の平行線で、歩み寄りとか、落としどころとかなさそうな雰囲気ですね。
 しかし、評論家ばかりになってしまったようなこの世の中、どちらにしても何らかの決断をしなければなりませんね、当事者として。
 加藤登紀子さんもいらっしゃいますね。

 群馬でも高崎の城址公園にて力あわせる200万群馬3.11さよなら原発アクション なんてものが行われるのでぜひどうぞ。
 群馬では「制服向上委員会」のコンサートが12:05から20分ほどです。あは(^_^;
 県教組関係は12:30頃集合ですので、旗を捜して下さい。

 

 
 
 
                   文責 長山

2012年3月 8日 (木)

支部委員会終了

ちょっと補足です。その他は議案を。

(1)労働安全衛生・・・県教委の管理職へのアンケートでは、数字的には根付いているという結果が出ていますが・・・。

たとえば労働時間の把握は、「管理職と本人によってなされている」は25%くらいの学校だそうです。

!!!

そんなにしてるのかなぁ?

ということで、この用紙、大変なんですがやった方がいいと思います。もしも倒れても何の証拠もなしでは、自分がソンするだけです。本来は使用者(管理職)の仕事なんですけどねぇ。

用紙のファイルが必要な方は支部まで。

(2) 情報処理関係のアンケート、月曜日からですが、「男女」の欄は記入する必要なしです。

 群馬は認識が弱いですね。 やる側としては不安なんですよね、きっと。今まで入っていたものがないと、「それでいいのか」って。
 でも、実際にやってみるとなんてことないんですよね。混合名簿、対面式卒業式etc。柔らか頭でいきましょう。

(3)下の記事、退職金のことですが、新聞は「公務員高い!」一点張りですが、人事院の回答内容、いろいろ書いてあるんですよ。これも今日の支部委員会で配った感じです。ご覧下さい(と言っても本日来た分会に配布していませんが・・・)

 

                     文責 長山

2012年3月 7日 (水)

本年度最後の支部委員会

8日(木)は本年度最後の支部委員会です。

人事のとりくみ、年度末年度初めのとりくみ、重要なことは沢山ありますのでお集まりの程を。

例えば・・・労安体制実現もこの4月はとても大切なタイミングとなります。

・・・とここで言われて、心にヒット!では取り組むか、とはならないですよね、きっと。

雑談の会議、一方的な伝達、などではなく具体的な活動につながる会議にしましょう。

            文責 長山

2012年3月 6日 (火)

今日の意味不明

今晩人事院が調査結果を発表していることでしょう。

非常に厳しい内容と思われます。

「昔はそんなものがあったよなぁ」

なんて時代が来るのかも知れません。

将来それで払うことを考えてローンなんて考えていると、とんでもないことになるのかも…。

詳細は後ほど

公務員でいることは罪なのでしょうか?

               文責 長山

2012年2月28日 (火)

役員選挙

申し遅れましたが、大切なこともありましたね。
役員選挙です。
みなさんの活動のおかげで、大変高い投票率となりました。
投票用紙の集約など、大変お世話になりました。
また、会館に来てもらった際には全国学テのアンケートにご協力も有難うございました。
誤解されているようですが、日教組の方針には「全国学テをやめろ!」とはないんですよね。

さて、本題は役員選挙のことです。

正直、組合活動って面倒です。

教職員としての仕事が一杯一杯になってきて、なるべく他の仕事は抱えたくない状態ですものね。

だからこそ、役員を引き受けてくれる人をバックアップしようじゃありませんか!

市教組委員長のK先生並びに新役員のみなさん、組合員みんなでバックアップしますよ。

2012年2月27日 (月)

臨時採用教職員部総会

これまた、行事目白押しの中の1つでしたが、県内の臨時教職員の方が集まって、2月中旬に総会が行われました。

「県内」と言っても、東毛の組合員はいなかったのですが、自分も参加してきました。

すると、「目から鱗」です。

県教委に勤めている方も、市町村教委、校長先生、教頭先生、の多く、そして自分・・・
これらは、長く臨時で勤める、という経験がないんですよね。知らないこと、教育制度がかかえる歪み(今日のような臨時の先生方の働かせ方を想定していない)が、体験しているからこそ分かる、ということをあらためて知りました。

だからこそ、県教組で「臨採部」を立ち上げ、県教委とも話し合いを持つ中で、ここ数年、色々なことが進展してきています。ほんとわずかずつかもしれませんが、県教委も頑張ってくれています。

でも、まだまだ、現場の声を届け、生かす必要があります。是非臨時の方、力を集めましょう。

ということで、身近な臨時の方を誘ってくださいね。組合費も安いので(^_^;

                 文責 長山

2012年2月 2日 (木)

校長先生・教頭先生大変です

もう1年延長かもしれません!

 組合員を減らすからこうなるんですよ(^_^)

      文責 長山

2012年1月10日 (火)

青年部対談

某日、青年部で色々な仕事の青年層の皆さんとの対談が行われました。

対談、なんて大げさですが、県教組新聞の新年号用の対談&お食事会です。合コンではありません。真面目な対談の内容は、ぐんま教育新聞新年号をお楽しみ下さい。

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                    文責 長山

2011年11月24日 (木)

本日 県教委交渉妥結

本日午前、県教委と今年の交渉はが妥結となりました。
県職連と合わせて、詳しくは県教組本部からの号外をご覧ください。

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今回の主なものでは・・・

○時間外勤務をした場合・・・
 中体連での役員としての仕事も適切な配慮として落とさないよう確認できました
○臨時職員の配偶者出産休暇が認められました
○働きやすい職場の実現のために、休暇や勤務割り振り、そして様々な悩み事の相談など県教委としても指導・対応していく。
○教務主任の持ち時数について、各校の実状に応じて無理のない範囲で、という確認を改めてしました。
  ・・・・等々

解説も含めて疑問質問は県教組本部まで。

               文責  太田の長山

2011年11月18日 (金)

県との交渉 妥結  (校長先生見てくださいな)

(涙)

惨敗

なんて言うと交渉団に失礼でしょうか。

Photo
妥結時刻です。ちなみに深夜の、です・・・。

なぜか一般職の組合なのに
 「管理職層への給与カットを中止せよ」
  が中心課題の一つとなっていました。
それと県教組としては中学生への看護休暇の拡大、
でも結局両方ダメでした。

内々に確認できた事項もいくつかありましたが、それは配布される速報をご覧ください。

この速報も全職員に配布という・・・
組合が全教職員の契約更改をやっているわけで・・・
組合費を払っていない人の分まで・・・
まったくもぉ、です。
この徒労感はなんなんでしょう。

でもこんな県との交渉、楽しみは・・・
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交渉支援(座りこみ)に駆けつけた人に出される夕飯。今年は鮪丼とカツカレー
 県職労(県庁職員の組合)さん、ありがとう!

それにしても、県教組以外はみんな若い!
 「青年部女性層100人が来ています」
だそうで。「若いんだから夜行ってこい」で出されているのかもしれませんが、やっぱり組合員が少ない教職員は世間からは・・・・。集まれ若人!
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県庁からの夜景はきれいだったんですけどね・・・
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次は県教委との交渉です。こんどこそみんなの意見が反映されるといいですよね。

あ、ということで教頭先生、校長先生への2%カットは続きそうですよ。

              文責 長山

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