2012年12月11日 (火)

冬休み映画祭

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 シネマテーク高崎での映画祭です。詳しくはチラシも。
 ボーナスカンパの時期で誤解されてしまいまいがちですが、自分たちでお金と手間を出し合ってやっているのが組合活動。職場環境改善以外にもこんな互助行事や息抜きもね。

 太田からでは高崎は遠いようですが、高速も出来ましたし、近くのあら町パーキングが契約駐車場ですので、ぜひ。

 そして、なぜ、シネマテークと組合が?

 シネマテークは、地域の映画文化を自分たちの手で守ろう!と言う活動でもあります。こんな記事も参考になるのではないでしょうか?

 県教組も高崎総支部を中心にこの文化活動を支援しています。ですので分会発送にシネマテークのチラシが入るのですね。

 今回の冬休み映画対象は

 「希望の国」と「プリンセス カイウラニ

 原発、人種 色々考えさせられるものでもあり、そんな難しいこと考えずとも年末年始のお休みをご家族といかがですか?

               文責 長山

2012年11月28日 (水)

おくやみ

 多くの人の集まりである組合であれば冠婚葬祭は日常のことで、その1つだけを特別扱いすることには気をつけなければいけないのでしょうが、組合員、組合職員関係者での訃報も多い中、あえて組合以外の件で2つのこと、書きたいと思います。

 教育事務所のTさんの訃報が新聞に出ていました。
 Tさんは昨年度は県教委勤務で、県教組本部も大変お世話になった方です。本年度から事務所勤務となり、当日も県庁へ仕事に行っていたそうで、本当に突然のことでみなショックを受けていました。
 本年度は現職の方の訃報をよく耳にします。太田・桐生でも、教育委員会から異動されてすぐの教頭さん、東毛少年自然の家の指導主事さん、そして今回。事務所関係では、今は元気になられましたが、数年前に異動されたばかりでKさんが倒れられたり…。
 教育委員会関係の方ばかりですね。出世云々は別として、正直教育委員会は激務だと思います。文科省と現場の間に挟まれ、少人数で全ての事案に対応し、完璧な仕事を求められる・・・。
 組合をやっている者とすると、教育委員会にも組合的組織・風土がないと、仕事のために命をすり減らすばかりではないかと…。
 Tさんも、人生これからというところで・・・。ご冥福を祈らずにはいられません。

 さらに、先日教え子の通夜に参列しました。
 正確にはその学年の授業を持っていなかった方のクラスの子ですが。
 同級生たち、先輩たち、後輩たち、運動クラブの仲間たち、その親御さんたち、地区のみんな・・・。これだけ多くの参列者というのもなかなかないものです。
 そして入り口にはスポーツクラブの大会で活躍している多くの写真。
 どんなに大人ぶっても新聞のおくやみ欄には「○○君」と載る中学生。本当の人生というものはこれからだったろうに、これだけ多くの人たちに、そしてご両親に愛されて生きていたということを、本人は知らないまま逝ってしまった。
 ほんの微々たることかもしれないけれど、学校で関わる子どもたちに対して、教員として「君はこんなに愛されて育っているんだよ」と伝えてこられたのか…。
 子どもが保育園に行くようになって、送り迎えの園の様子を見ても同じように考えさせられてきました。

 その園でも、娘と同じクラスの子が先月なくなりました。娘は明るい星を見て「あれは○○君だよ」なんて言っています。

 人がいなくなってしまう、というのは、やはり大きな事です。

合掌

             長山

2012年11月 3日 (土)

教育研究集会

本日太田教育会館にて東毛総支部教育研究集会が行われました。

日頃の先生方の実践の報告や、教育現場の課題を持ち寄ってみんなで話し合ったり、或いは自分たち自身が体験したり、教員同士・或いは保護者と交流し合う行事です。

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ひとコマ目は太田の松橋先生からNIEについて。

NIEは新聞を使った教育活動です。

やはり本格的に活動している松橋先生からの報告は内容充実、興味をひきたてられます。

二コマ目は「アウトメディア」。メディアコントロールとかノーメディアデーとか色々な取り組みが行われていますが、先生方にとって「そんなことはわかっている。でもさ…」です。

この「でもさ…」が現場力で深められると効果的な取り組みになりそうです。

3コマ目はフッ素洗口について。

歯科医では普及活動をしているところもあります。一方一律となる集団洗口に強い反対もあります。

色々な立場の意見を聞くことが自分の考えを深めることになりますね。

本日は太田以外に前橋でも行われました。自己研修がなかなかできにくい昨今、自分たちでもこのような機会をつくっていき、子どもたちに還元できたらと思います。

さて、松橋先生も言っておられた点が2つ。

「なかなかみんなに知らせることができない」
「全体の理解を得なければ力なにならないが、その理解を得ることは難しい」

 教育研究集会自体の広報活動にも言えますし、今回報告されたNIE活動、アウトメディア活動、口腔衛生活動等々全体の取り組みなってより大きな効果がでるものもあります。
 でもそれにはまずは自分たちの一歩一歩をしっかりとしたものにしなければですね。

 さて、この「教育研究集会」、11日には碓氷で様々な分科会に分かれて体験活動や、なんとIHIエアロスペースの方を講師に呼んで「はやぶさ」の話しなどを、17日には高崎で教職員向けですが講演会を行います。
 開かれた教育研究集会を目指しています。色々な意見が交わせたり、交流ができるといいですね。

             文責 長山

2012年8月 4日 (土)

現場の声届かず

 色々な支援もあるようですが、ちぐはぐになって必ずしも有効に利用さていないところもあるようです。派遣された小学校の校庭に新しく建物を建てていたのですが、これは放課後クラブ(学童?)で利用するものだそうです。校庭に仮設校舎、学校裏には大規模な仮設住宅ができ、受け入れ人数が増えたための新築(といってもプレハブ)です。しかし、ある先生曰く「空き教室を利用すれば対応可能なのに『これは支援だからつくらなければならない』とまた校庭をつぶして…」。
 これとはちょっと違いますが、この小学校でその日、職員総出で廊下の補修をしていました。市教委から「補習を頼んでもなかなか来ないぞ」と言われたので「それなら材料だけ用意してくれれば自分たちでやる」となったそうです。
 やはり最後は現場の先生方の工夫や力で学校は成り立っているのだなぁと思いました。

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(写真左)松島駅前の食堂。左の青ラインまで津波が来たそうです。
  店の中はカウンター以外みんな持って行かれてしまったそうです。
(写真右)日教組もイメージアップに躍起ですね。でも踏ん切れていない感じが…(^_^;)


■余談
 まるで関係ない話ですが・・・
 宿泊したホテルが、教育手法・教授法について熱心なある団体の全国的な学習会会場になっていました。本当に遅くまで熱心に頑張っている先生方でした。ただ・・・
 その、夜の自主的な学習会(?)のアナウンスボードの前にて
 参加者の誰かが子供連れで参加したのでしょうか、ある先生(とおぼしき人)が「この分科会会どう?」「行ってみる?」と小学生生くらいの子供を引き連れて行きました。
 夜10時過ぎなんですけど・・・。

            長山

2012年7月31日 (火)

岩手・宮城へのボランティア

今回の日教組ボランティアも、各都府県に割り振っての実施となっており群馬が今回割り当てられた宮城県でのボランティアの内容は以下のとおりです。
○7月24日~8月24日の中の数日間
○石巻市・東松島町・山元町・仙台市の小中学校での
・学習支援
・プール開放の運営補助
・学校の清掃・ワックスがけ手伝い  等々
その中で群馬は7月30日~8月3日のプール運営補助となりました。期間は5日間となっていますが、移動も含めてなので実際の活動は真ん中の3日間です。

宿泊は日本三景の一つの松島。 仙石線がこの先のがけ崩れで不通、というのもありますが、昨年の夏休みに日教組ボランティアが警察などのボランティアと共に宿にした縁で今年もベースキャンプとなりました。
一緒に活動するのは千葉県の高等学校の教職員組合です。
ちょっと距離があるので翌日はちょっと早めの出発です。D30_4939_320

                     文責 長山

2012年7月29日 (日)

夏のお勉強

昨日のフィールドワークは、色々と認識を変えられました。

さて、組合でも夏は色々と勉強のチャンスがあります。自腹切らずに行けるわけですから、これを活用しない手はないですよね(と言っても自分も組合費として負担しているわけですが・・・)

「日養研」・・・全国の養護教諭が集まって実践発表
「日栄研」・・・同じく栄養教職員の研究集会
「母女」・・・母と女性教職員の会、教職員でなくても参加ができます。
       保護者と一緒に参加される方も。親の視点、女性の視点、教職員の視点、色々勉強になります。男性の参加もOK。全国版と、関東版、2つあります。
「両性研」・・・男女共同参画とか、ジェンダーとか(アレルギーの方もいるみたいで…)。
「カリキュラム編成講座」・・・名前は大上段ですが、実践発表等です。これは関東ブロックです。
「教育総研夏期研修講座」・・・有名方の講演を聴いたりの2日間。
「全国事務研」・・・学校を支える事務職員の実践発表やら課題解決やら。
「障がい児教育学習会」・・・関東ブロックの学習会
「青年討論集会」・・・関東ブロック、他都県の若手教職員が大集合。元気もらえます。
「臨採部全国集会」・・・正規中心のシステムの中で全てのしわ寄せが来てしまうところ・・・。自ら考えていきましょう。

自分も初めは進んで参加した訳ではないのですが(^_^;、頼まれて参加して、そして、「行ってよかったな」と。

各県の代表として出て来ると言っても、教育委員会の「お眼鏡にかなって」出て来る公的な発表やレポートと違って玉石混淆の場合もあるのは事実ですが、それもまた面白い。上から「こうすべき」「これがすばらしい」ではなくて、共に考え参加できると言うことで。逆に気軽に自分の実践等をレポートとして持参すれば、時として全国の仲間が一緒に考えてくれることになります。

ぜひ、色々なスタンスでのご参加を。

そして、自分は明日から石巻にボランティアに行ってきます。学校の自習室での学習支援やらなんやら色々な役があった中で、プールの監視員補助ですが・・・。

 

      文責 長山

2012年7月27日 (金)

フィールドワーク

明日、「県同教(群馬県人権・同和教育研究協議会)」主催のフィールドワークに参加してきます。

人権関係の現地学習会で、会場は東毛地区。

日頃忙殺されている教職員にとって、夏休みは自己研修の期間・・・にもできないほど夏も予定ぎっしりですが、家庭や自分を犠牲にしない範囲で研鑽を積んでいきたいと思います。

県教組も様々な研修・学習機会を設けているのでぜひ参加してみてください。

 

            文責 長山

2012年7月17日 (火)

夏の予定

◆7月24日(火)
○カムバックセミナー(育休等からの復帰に)
◆7月27日(金)-29日(日)
○関ブロ青年部(富士市)
◆7月28日(土)-29日(日)
○教育総研夏季研修会
◆8月1日(水)-2日(木)
○母と女性教職員の会・全国集会
◆8月4日(土)
○青年層教職員歓迎会&そば打ち体験
○連合ボランティア報告会
◆8月4日(土)-6日(月)
○ヒロシマに学ぶ群馬子ども代表団引率
◆8月6日(月)-8日(水)
平和資料展
◆8月6日(月)
○教育予算要請行動
◆8月8日(水)
○教員採用試験(2次)対策講座
◆8月9日(木)
○親子木工講座
◆8月8日(水)-9日(木)
○母と女性教職員の会・関ブロ大会
◆8月10日(金)
○青年交流集会
◆8月17日(金)-18日(土)
○関ブロカリキュラム編成講座
◆8月22日(水)
○第3回青年部会議
◆8月24日(金)
○教職員ボウリング大会(東毛予選)
◆8月25日(土)
○連合群馬政策ホーラム(前橋)
◆10月13(土)-14(日)
○TOMO-KEN/尾瀬ハイク
◆10月20日(土)
○ボウリング大会決勝戦
 (前橋エメラルドボウル)
◆11月 3日(土)
○東毛総支部教研
◆11月10日(土)
○青年部ピースバス
◆11月17日(土)
○東毛ディズニーツアー
◆1月12日(土)
○大相撲スカイツリーツアー?

2012年6月14日 (木)

本日の上毛新聞15面

先日の「群馬県教育研究集会(県教研)1次集会」の有馬理恵さんの公演の件が載っていました。

Photo

 県教組の名はどこにもないですが・・・。

             文責 長山

2012年4月19日 (木)

一粒の麦 地に落ちなば

聖書の言葉でしょうか 詳しくはないのですが・・・

そんなタイトルの映画を見てきました。

と言っても、角田義平治と言う人の伝記のようなものです。

と言ってピンと来るでしょうか?

wiki的には
「群馬県出身。東京大学在学中に弁護士資格を取得し、治安維持法違反で検挙された人々を弁護するために活躍した。自身も戦争に反対したことで逮捕されたが、人権弁護士を貫いた。敬虔なカトリック信者でもあった。」
 ということですが、旧社会党・元民主党の角田義一氏の父親です。角田氏の肝いりで作られた映画、とも言えなくもないですが「戦前戦後の民衆運動、群馬の民衆運動の歴史映画」としても興味深いものでした。

 次は5月24日(木)高崎シテイギャラリーで、6月には渋川で。そして太田でもやるようです。チケットありますので、有料無料、お問い合せください(^_^;
 戦後の歴史の勉強になりますよ。

 

 

 上毛新聞の記事  俳優さんのブログ

                文責 長山

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