「なんのこっちゃ?」と言う人も多いのでしょうか?
現在義務教育費のうち、およそ1/3を国が、残り約2/3を県等の自治体が負担しています。
これとて、法律で決まっている「定数」における人件費等の範囲ですが(小学校1年生は35人以下学級、残りは40人以下か学級)。つまり群馬県は自力で、それ以上の少人数教育を実現しているわけですね。
以前は1/2を国が担保していたのですが、いつのまにやら1/3に。
ということで「ぜひ1/2に戻して欲しい、という決議を太田市議会でして欲しい」という請願を出しました。お世話になっているのは太田市議の久保田さんです(ツイッターやらフェイスブックやらで情報発信もしています。議員さんの活動がよくわかります)。
昨年度も太田は6月議会で通りました。先日前橋市議会でも通りました。金曜日には沼田議会にも提出されました。富岡甘楽地区にも提出しました。
組合の仲間が活動してくれたいます。そして、我々の意見を届けてくれる議員さんあってのことです。
さらにこれは組合のみならず、PTAや校長会、教育委員会などとも連携した運動です。
詳しくは、「子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体連絡会」のwebページを。「子ども応援便り」と言うとわかるかな?
文責 長山
太田東高校では「公開みらい学」と銘打って色々なことをやています。
先日キャリア教育として、働く人たちの話を聞く会が行われました。
ここに「先生」代表で、太田支部からも村松先生が講師として参加してきました。
生徒にとっても、仕事としてとりくんでいるという側面からの先生の話しは面白かったんじゃないのでしょうか?
文責 長山
新年度の忙しい中ご苦労様でした。
さて、いきなりですが、
「動員」いかがですか?
・5月1日 メーデーデモ行進。
年休になってしまいますが、ちょっと10時から2時間ほど。
社会体験にもなります。「こういうものか」と。
・5月19日 太田東高校のキャリア教育講座に講師として。
「講師」と言っても普段の仕事が「先生」なんですから!
「働く大人」として授業を担当すればいいだけです。
・5月3日 5.3市民の集い
記録映画「私たちは忘れない-福島・避難地区の教師たち」の上映もあります。
・5月20日 連合ふれあいフェスティバル
「体力測定」ブースをつくります。ぜひ! いや、参加者ぢゃなくて・・・
・6月9日 県教研1次集会
講師は女優の有馬理恵さん。水上勉原作「釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた)」の
熱演で知られる方です。
・6月27日 学校生協総代会
職免になりますよ。
その他、今後もこのブログも使いながら色々と情報提供を行っていきたいと思います。
文責 長山
PS 動員、って軍隊用語ですね。あんなに戦争ものを嫌っている教職員組合なのにね。
新年度スタート、本当に目の回る日々をおくられていると思います。
保育園の送り迎えで「あら、今日はおかあさんね。学校も休み中でのんびりできますね」と言われた方もいるとか・・・。
世間にとってみると、有閑公務員、なんでしょうか?本当に労安無視の年度末年始なのに・・・。
文責 長山
今回は(も?)真面目な話なので長く書きます。
先週、県教組主催の、群大の片田教授の講演会を聴きました。演題は
「想定外を生き抜く力 ~命を守る主体的姿勢を与えた釜石市津波防災教育に学ぶ~」
でした。
様々な場所で講演をなされている片田教授ですから、すでに聴いている人も多いと思いますが、基本的には講演内容をweb上にアップすることは御法度なので、研究室webページ もご参照の程。
さて、その中で教職員として一番考えなければならないとではないかと自分が感じたのは
「率先避難者たれ」
ということです。
これは学校がこれまで行ってきたことと真逆なことではないかと・・・。
「非常ベルで慌てるな」「指示があるまで待機」「移動の際は"お"、"は"、"し"、だ」「指定された避難場所で、きちんと並んで点呼」
これらのことが、子ども達を危険にさらすことになる、と。
ぐだぐだと続けます。
自分は理科教員なのですが、生物の授業でこんな話をすることがあります。
異端児、或いはひねくれ者の話です。
「右向け右!」と言われたときに、必ず左を向く奴が少数いる。それはひねくれもと言われるが、生物としてはわざと少数ひねくれ者が出るようにできているものだからしかたのないことだ。
もし、みんな右へ行けー、で右に行ったら全滅だった、なんてことになる。そんなときひねくれ者の方が生き残り、全滅を防ぐようになっているんだ。
でも、それはまれで大抵はひねくれ者の方が先に滅んじゃうんだけどねぇ。
と言う具合に。
残念ながら、学校という場所はひねくれ者に対して寛容ではありません。
学校では、災害の際の集団パニックが怖いことであり、ある面、いかにそれをなくすかが避難訓練の主要命題なのです。
しかし、片田先生は言います。「命を守る主体的姿勢」を身につけることこそが大切なんだと。
多くの先生方に聞いて欲しい話でした。
組合の講演、自分たちが大切だと思うことを選び企画できるのでありがたいものです。
さて、自分は明日、福島県郡山に行ってきます。協力団体である平和運動センターからの要請で「原発いらない!3・11福島県民大集会」に参加してきます。
原発に関しては、賛成派・反対派、永遠の平行線で、歩み寄りとか、落としどころとかなさそうな雰囲気ですね。
しかし、評論家ばかりになってしまったようなこの世の中、どちらにしても何らかの決断をしなければなりませんね、当事者として。
加藤登紀子さんもいらっしゃいますね。
群馬でも高崎の城址公園にて力あわせる200万群馬3.11さよなら原発アクション なんてものが行われるのでぜひどうぞ。
群馬では「制服向上委員会」のコンサートが12:05から20分ほどです。あは(^_^;
県教組関係は12:30頃集合ですので、旗を捜して下さい。
文責 長山
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