前橋市で行われた人権学習会「子どもの貧困 子どもの人権について考える」に参加してきました。
OECD中、日本の子どもの相対的貧困率の高さ、公的教育費の割合の低さ、教育費の高さが貧困の再生産を生んでいる、というのはもはや周知の事実なわけですが、これは教育の問題だけではなく、労働政策の問題でもある。
との指摘。確かに現場で感じるのは、家庭の収入の寡多もそうですが、例えば18時から翌朝8時半、そして土日に子どもの面倒を見られる家庭かどうか、そんな働き方ができる家庭かどうか、というのはとても重要ではないでしょうか?
振り返って我々教職員はどうですか?
「各種教員の子どもは気持ちが不安定な子も多い」というのも現場で感じることです。
全ての子どもが安心して過ごせる大人の働き方。真に労働政策の問題ですね。
本日県教組の定期大会がありました。県全体の大会です。
運動方針の一番目は長時間労働削減に向けて、でした。
確かに自分も、自分の子どもが寝てしまう9時までには、と無理矢理学校を出ている状況ですからね。
次は日教組的というか、普通の労働組合と大きく違うところで、子どもたちのために、ということ。奨学金問題や児童貧困の解決に向けての働きかけ。そして児童生徒にも我々にも利ある少人数教育学級・教育推進についてなどなど。そのほかにも色々あって、最後はお決まりですが選挙でなたにやさんを当選させること。日常の延長に政治がありますし、労働条件・教育問題等政治でしか解決しないものばかりですからね。
しかし、一番興味深かったのは、午後からの討論でした。
現場からの様々な問題提起。それなら、と自分も発言したくなってしまいましたが、みんなそのようで時間オーバー。
よくないことには「よくないのでは?」と言えるのがいいですね。教育行政にも現場での弊害をきちんと伝える、組合活動自体にも自分の意見を反映させられる、ときには喧々がくがくもあるかもしれませんが、より良い職場、教育、社会をつくっていけるのですから、やっぱり面白いものです。
知事、教育長、小中校長会長をはじめたくさんの関係者の
野党統一候補予定者、堀越けいにんさんも駆けつけてくれました。
ビギンの「オジー自慢のオリオンビール」をうたってくれ
後ろは我らの「なたにや正義」参議院議員さん・・・のレ
本日の、連合太田「ふれあいフェスティバルin太田」、大変暑い中、来てくれた多くのみなさんも、休み返上でイベントを行ってくれた教職員のみなさんもご苦労様でした。
今年は小学生や保育園生のチャレンジが多かったですね。
大人の方は、体力測定の結果、ショックを受けている方が多かったようです・・・(^_^;
開会式では太田市長も挨拶。カンケンプラザ(太田韮川地区)遊び広場、市が補助を出して激安にするそうです。保育園で行くと激安で利用できましたが、熱い(この字の方があてはまる)夏や、雨の日のお出かけには良さそうです。... また、県議の黒沢さんやあべともよさん、市議の八木田さんや久保田さん、長谷川かいちさんも駆けつけてくれました。
隣の三菱電機労組。係は多分みんな20代。こうやって若いうちに組合活動しつつ、会社や社会について学び考え、ベテランになっていくのですね。
お掃除ユニット群馬CLEAR'S イベント終了後会場のゴミ拾いをしていました。
教務主任と世間話
「最近教育実習は実技教科ばかり。5教科の教育実習なんてないね」
「免許更新制のせいですかねぇ?経済学部や理系の大学生で、社会や数学の免許、とりあえず取っておくか、という人が多かったかもしれなかったけれど、今じゃわざわざ取る価値なし、なんでしょうね」
6月2日の支部総会、堀越けいにん氏も来てくれます。こんな現場の状況も語り合えるかな?
本日は役員会がありました。
月2回程度行われていますが、役員でありながらなかなか参加することができません。今日も急いで参加して19:30到着。
これでは県教委や市教委への要求をまとめるにしても、多くの組合員さんの悩み解決に何かしようとしても、これではレベルの高いことができませんね。色々と悩みます。
さて、今週末は連合メーデー「ふれあいフェスティバル」です。体力測定のブースを出します。お手伝いよろしくお願いします(^_^;5月22日(日)新田陸上競技場です。
写真は新たに作ったのぼりです。「ザ組合」というものからつくり変えてみました。
ちなみに「ゆうゆう共済」に頼むと気軽にのぼりができますよ!
文責 長山
先週は初任研・5年研、さらに太田市の2年研・3年研もあったのかな?
今回は当事者の話しではなく、指導教諭への研修での話し。
「とにかく辞めさせないように」
なんて話があったとか、なかったとか。
「組合」的ではない意見を書いてしまいます。
単純な話しではないでしょうから一刀両断では言えませんが、若いうちであれば、早めに方向転換するのもwin-winだと思うのです。子どもたちに向かっては1年頑張ってもらわなければいけませんが、次の世界への明るい気持ちをもって、で。
結局それが人を大事にする組合的発想、とも思いませんか?
文責 長山
追伸
すると、自分もとっくに教員ではなかったかもなぁ\(_ _)
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