2016年4月14日 (木)

本日の市教組委員会お疲れ様でした。

 さて、企業組合でも福利厚生制度がありますが、教職員では、先輩方が色々教育委員会に制度創設を働きかけ、教育委員会主導の教職員共済組合が整備されました。そのためか組合本体の福利厚生がその影に隠れてしまっている気もします。
 組合員さんの福利厚生・活動助成、ありますのでご利用・ご活用ください。
 詳細は本日の議案及び別紙。そして市教組HPなどで
 http://www2.gunmanet.or.jp/GTU-Ota/ →ダウンロード

「研修費補助」なんて、おいしいと思いますよ。自分の好きな勉強して補助も出る、という(^_^)

2016年4月12日 (火)

第1回初任研/Bookシェア-

 本日は第1回の初任研でしたね。
 不謹慎ではありますが、初任者にとっては怒濤の新学期から解放されるほっと一息の研修でもあったのではないでしょうか?
 さて、ある学校ではもう新任先生のクラスが「大変」なんて話しも。
 先月まで生徒だった先生がいきなりの担任。以前ならば温かく見守るまわりの先生も多かったのですが、今ではまわりの先生も常時120%の業務遂行状態。なかなかフォローできない状況です。
 また初任者にも、アドバイスを受け入れる柔軟さが必要ですが、「黄金の3日間」なんて言葉が逆に重荷になっているのでしょうか?
 何にせよ、何か起きたとき、余力なしでは対応できません。「頑張って80%、普段は60%運行」。何かはよく起こるのが、多感な子どもたちを預かる学校現場ですから。

 初任研が、時数を圧迫しゆとりをなくす重圧になるものではなく、そんな初任者の悩みを解決するものになってくれればと思います(一昨年のある中学校の初任者は、執務時間が週4時間でした!)。

 さて、写真は太田教育会館への最近の寄付本です。
 みなさんも、自分のところで増えすぎた本など、みんなでシェアしませんか?

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2016年4月10日 (日)

道徳 教科化の流れの中で・・・

道徳についてあらぬ方向から注目が集まっていますね。
 これからの教科化に向けて、賛否両論、イデオロギー問題も絡んできていますが、一般的には教科化賛成という人が多いのでしょうか?
 しかし落とし穴はあるもので、「江戸しぐさ」が今回の話題の中心です。それがウソでであるらしい、にもかかわらず規範の見本として「教え」られていくわけですが、そもそもそれが「ウソらしい」ということに気づける教員がどれだけいるのか・・・。

 他県ですが総合教育センターや、有名な教授法グループのデータベースでも指導案が現在も掲載されています。

 またちょと違いますが道徳に関して、北野武さんも昨年本を出していますね。

 道徳、奥が深いです。「教科書」ができてしまうのはもったいない???

2016年3月31日 (木)

本日は本年度最終日。

 1年間お疲れ様でした。
 そして明日からどんな職場・仲間でのスタートになるのでしょうか?
 また、調整、勤務の割り振り、休憩や協働作業について等の確認をできるようにしましょう。
 職員会議の中でできればいいですし、管理職に発言をうながしておくのもありですね。
 皆が快く働けて、そのあったかマインドが子どもたちにもいい影響を与えられるように。「1年の計は元旦にあり」ですね。
 
 
PS 本日自分は年休をもらって、子どもと自然史博物館に行ってきました。
 太田も面白い地層なんですね。何度も行っているのに初めて発見。
 カブトエビでは日本では唯一の化石が太田から見つかっているんですね。
 という自主研修、なかなかできないですね。あ、「青研」申請できたのかも!?
 青研について、管理職は分かっているかな?

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2016年3月30日 (水)

「中学校における部活動等について」

「中学校における部活動等について」いわゆる「申し合わせ事項」が新しくなっていました。
組合交渉でも多忙化等で取りあげてきた問題です。
ちなみに我が校では配布されていません。

部活動は子どもたちにとって大変意義深いものです。
しかし様々な弊害もあり、最近話題にもなっています。

子どもたちにとっても教職員にとっても関心が深く生活に影響の大きいにも関わらず「やって当然」の考えの下、課題解決がないがしろにされてしまうのはあってはならないことだと思います。

こちら からDLできるようにしてみました。

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2016年3月25日 (金)

カウントボード(野球) 作ってみました

今日は修了式ですね。
1年間お疲れ様でした。

とは言え、これから2週間はこれまた目の回る忙しさですね。
元気に新学期を迎えられる準備期間になるといいですね。
そのためにも4月の会議では働きやすい職場になるようどんどん提案・改善をしていきましょう!

で、以前トンボを作った残りと、技術室の端材でカウントボードを作ってみました。
お金がない中での部活ですが、顧問が2名いると色々と小回りがききます。

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Dsc_4754_s 後ろから板を差し込んでカウントを替えるタイプです。それだけのものですが・・・。

設計図は

Photo こんなものなど県教組の資料室からDLできます。
またみんなの資料をアップすることもできますので、お互い利用していきましょう!
 分類-部活、教科-その他で出てきます。

2016年3月20日 (日)

組合も頑張っています

 日本生命労働組合の企画で「~ゴミを宝にカエル術~くるくるみんなでリサイクル」というDVDがこの4月から全国の小学校に配布されるそうです。
 で、そこに太田の牛乳パックリサイクルが登場します。綿打小学校が登場です。
 県内で新田町のとりくみが最初だったと思います。翌年辺りから高崎も実施し、合併と共に新生太田市全域で行われるようになりました。

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みんなが自分のために、自分がみんなのために。
相互扶助が組合の基本ですものね。

ちなみに、フルサイズだとわかる牛さんの全体像です。

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2016年3月 1日 (火)

母と女性教職員の会、男性ながら参加してきました

 分科会は発達障害関係に。もはや特別支援、ではなく、通常支援の手法の1つ、なのかもしれませんね。ちょっと反省も含めて勉強してしまいました。

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 全体会は松森果林さんの講演。なんと群馬にかなり縁の深い方でした。バリヤフリーとユニバーサルデザインの違い等、印象に残った言葉をいくつか。
「日本って、ちょっと障害を持っただけで生きていくのが大変な国」
「ただ『頑張れ』ではなく、自分がそうだったらこうするかな、という意見はとてもありがたかった」
「国語の先生が『聞こえなくてもあなたの価値は変わらない』と言ってくれたのがとてもうれしかった」
「問題を解決したいと思ったら自分から動くこと」
等々

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 一般の参加者も多く開かれた教育講演会となっていました。
 手作りの分科会も良いですし、専門的な分科会もあり、こんな全体会もあり、充実した内容でした。
 そして、現場に、色々な勉強会や講習・講演会に気軽に参加できる心のゆとりがないと、ですね。

2016年2月13日 (土)

話題(?)の「部活問題対策プロジェクト」

新聞にも取り上げられ、ちょっと話題になった部活問題。HPはここです。

「部活問題対策プロジェクト」

部活動・・・いい面や課題、まさに玉石混淆。

先輩の先生が言っていました。

「そりゃぁ頑張るさ。生徒も強くなりたい。親も期待する。生徒の輝く目や成長を見れば自分だって真剣になるよ。」

「そして、『誰か俺を止めてくれ』」

と。

2016年2月11日 (木)

2月10日は太田市にとって特別な日

 みなさん、終わってしまいましたが、2月10日って太田市にとってどんな日だか知っていますか?
 太田市の学校としては平和教育に大切な日です。
ちょっと準備した資料を転記します。ご活用いただければ幸いです。
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2月10日は何の日だか知っていますか?

 太田は現在、富士重工の企業城下町とも言えます。その富士重工の前身は中島飛行機製作所でした。三菱・川西とならび日本の航空機のトップ企業、東洋一の生産能力を誇る企業でした。
 有名な零戦の開発は三菱でしたが、そのエンジン「栄」は中島製でした。また、零戦そのものもライセンス生産がなされ、設計元の三菱を上回る全体の約2/3を量産していました。当然、アメリカ軍の空襲目標となり、太田製作所、小泉製作所、呑龍工場が標的となりました。
 さらに、大泉町(当時の小泉村)には小泉飛行場が、旧新田町(当時の生品村)北部には陸軍の生品飛行場(陸軍熊谷飛行学校新田飛行場:「赤トンボ」の愛 称で知られる複葉練習機が常駐していた)があり、これらも空襲の標的になりました。これらへの攻撃は艦載機での攻撃も多く、実際に機銃掃射を受けた一般人 も多い(○○先生の父さんも)。 

2月20日快晴
 午前9時35分 警戒警報発令。偵察飛行のみ。11時解除
 午後1時25分 再び警戒警報発令
 午後2時16分 ラジオ「B-29・12機の第1編隊はサイパンを出て京浜地方東方を北上中。第2編隊20数機は房総半島に接近し、関東北部に向かっている」
 午後2時48分 ラジオ「第5編隊も房総半島に侵入」
 午後3時05分 利根川に沿って西進してきたB-29約90機が古戸上空から北に向かって旋回し、爆撃開始。北西の風で流され内ヶ島、下小林にも被害が出た。
 午後3時41分 爆撃終了。

 昭和20年2月10日の群馬県太田空襲では、118機のB29により、152人が死亡し、2139人が被災しました。また4月4日もB29約100機 が、太田・小泉飛行場を中心とする空襲を行い、大きな被害が生じました。そして、なんと終戦前夜の昭和20年8月14日にも大空襲を受けました。

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0302_800  太田市史より


時代の証言者 美輪明宏 28 <2016年2月10日 読売新聞>
 ヨイトマケの心
 「ヨイトマケの唄」をはじめ、作詞作曲家集うに没頭していた1960年代前半に、反戦歌をたくさん作りました。
 原爆孤児を歌った「ふるさとの空の下に」は、汽車で知り合った天涯孤独の青年をモデルにしています。「亡霊者達の行進」は、世界中の戦死者の亡霊が集ま り、行進しながら「我らを見よ。戦の答えがわかるだろう」と訴えかけるといった内容。戦争で犠牲になった方々の叫びには謙虚に耳を傾けなければなりませ ん。
 日本人の慰安婦をテーマにした「祖国と女達」は、敗戦後、実家のそばの長崎・丸山遊郭が進駐軍らを相手にする慰安所として復活して、そこで働いていたお姉さんから聞いた話を基にしています。
 田舎の家族を助けるために「いい働き口がある」と誘われて向かった先の満州(現中国東北部)で、慰安婦にされたそうです。戦争が終わってやっとの思いで 故郷の村に引き揚げると、家名に泥を塗ったとののしられ、居場所を失い、丸山に流れてきたのだとか。戦場で流れ弾に当たってなくなった仲間もいたが、日本 軍の恥になるからともんぺを中国服に着替えさせられ、外に放り出されて線香一本あげてもらえなかった。「私たちは何のために生きてきたのだろう」と、悔し 泣きしていました。
 《「祖国と女達」》で、美輪は、戦場から戻った男は勲章を与えられ恩給ももらえる。また、名誉の戦死で立派な社に祀られるが、同じように戻った女は、勲章の代わりに故郷の人に唾をかけられ陰口をたたかれると、差別を強く訴える》
 45年8月15日の敗戦を境に、美徳とされてきた軍国主義が否定され、一夜にして価値観がひっくり返りました。それまでの「鬼畜アメリカ」が「アメリカ 様」に変わりました。いばりまくっていた日本の軍人ほど変わり身が早く、アロハを着て、「フォーセール・マイ・シスター(うちの妹を買わないか)」と、遊 郭近くで米兵にすり寄っていた。情けなくなりました。
 戦争は何一つ生み出さない不毛な行為。それなのに、人間は戦争を繰り返してきました。悲惨な出来事が起こるたびに感情的になっていては、報復合戦は終わりません。必要なのは知力です。冷静な判断力と相互理解の思いやりの心を持つことなのです。
 私は、戦前・戦中・戦後を通して、比べるものをたくさん見てきました。美しい物と醜い物、良い物と悪い物、本物と偽物…。常識に惑わされず、真理は何か を考える力を学んできました。戦争を知らない若い方々にそうした体験を伝える語り部の役を、私は仰せつかっているのだと思います。原爆でかろうじて生き延 びたのも、疎開先で機銃掃射を受けながら生き残ったことも、そのお役目のため。義務というより責務と感じています。
(編集委員 永峰好美)

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